家具職人として食べるための復活を胸に副業で出版した縁での気づき

私はプロフィールでも記載していますように、子供のころに家具職人に憧れるも、男性の世界であると思い、家に携わる仕事をしようと高校で建築の道に進み就職でも挫折しながら住宅販売の営業をし、もう一度夢を想い越し家具職人の道に進み直した経緯があります。

晴れて念願の職人になれたのですが、勤めている会社の不振により仕事を失って無職になり、(経緯はここでは割愛します)それからは自力で再起しようと家具職人の復活に向けてきました。

家具職人として復活するためにまずできる仕事で心を埋める日々

家具職人として復活を胸に仕事をして出版につながったご縁

自力といっても計画的に独立をしたわけではないので貯金もなければ人脈もないし、経営していくという能力もありませんでした。とにかく収入源を確保しないといけないことや、賃金の低い田舎で単純な給与所得者ではいつまでたっても貯金はできないと思ったし、何より誰かに雇われている以上、その仕事に尽くす義務があるのでまた自分の夢が遠のく。

このまま都会に帰らず田舎暮らしをし続けるのであれば将来が見えないまま惰性的に雇用されて働いて時間を過ごすよりは自分で創造的なことをしたいと思い、自分で食べていく、木工所を復活させるにはどうすればいいか?ということばかり考えていたのですが、現状無理なものは無理だとプライドを捨ててとりあえずはまず生活の確保をすることを優先にしつつ、自分のできることを磨いてコツコツ復活していこうと思いました。

当時の自分は、理想的な自分の姿ではないし胸を張って生きることもできない、夢ばかり追いかけて勤め先が無くなり、そもそも反対していた人からも

『ほれ見たことか』『だから無理言って言ったでしょ』『夢ばっか見てないで真面目に働け』

といった感じで笑われている気がして自分なりには一生懸命やったつもりが無職になって本当に悔しかったです。生活のゆとりもないし遊ぶ約束も守ることもできず、自分に自信がないので友達とも疎遠になり、自信やゆとりが持ててから謝ればいいと思って一人でモクモクと乗り越えるべく引きこもっていました。

とにかく生活を保つ、お金を貯める、家具の仕事はそれからでも絶対に復活できると自分に軸を持ちとにかく今の自分は過程だ!と言い聞かせ仕事をすることに。情けない自分の姿の心の隙間を仕事で活躍することで埋めていました。

何ができるだろう?

と考えたときに、私は会社のために作ることをいったん休憩して家具を自社で直売するという仕事に集中していたためネットショップで販売するというスキルが残っていたのでそれを活かそうと思いました。

そして同じように直売をしたいと思う人に教えていこうと思ったときに、趣味で始めた農業のことが浮かび、農家さんに直売する方法を教えようと思ったのです。その判断が良かったのか、全国にたくさんの農家さんが直売したいと思っていることを知りました。

そして田舎暮らしもブームになり脱サラして農業をしたいという方もいてその方がどうやって野菜を直売して生計を立てるかなども相談を受けていました。

私がそういった活動をしていることを知った出版社さんが『週末農業』についての書籍を書いてくれませんか?とメールをくれたのです。

副業仕事が出版につながった時の葛藤

話を聞いてみると、世の中の副業ブームと田舎暮らしブームを掛けて週末農業で稼ぐというものでしたが、正直なところ、コンセプトもあまり好きではなかったし、自分は家具の世界で成功をしたいから、自分が本来やりたいことではない世界で先に目立つことは嫌だと思っていたのです。

今思えば職人という姿にこだわり続ける頑固者だったのです。そのほかの仕事は認めたくありませんでした。なので最初は断ろうと思っていたのですが、信頼している人から

『プロ(今回でいうと出版社の編集者)から仕事を依頼されるというのはそこに能力があるということで、求めている人がいることだよ。その人が悪い人でなければやってみたらどう?その目の前の仕事を真剣にやれば必ず自分のやりたい仕事が近づいてくるよ。』

とアドバイスをもらったのです。

求められること・読む人のことを考えて心を込めて書けた

家具職人として食べる

そうかなあ、、、

自分は夢に敗れた落ち武者で自信がなかったので、求められたり、人の役に立てるなんて思ってもいなかったのですがアドバイスを受け止めて、真剣にやってみることにしました。

しかし週末農業で稼ぐということは農家さんに対して失礼だし農家さんも怒るよね…っと悩みました。そのころ、私は農家さんにネット販売を教えているのでなおさらです。

まずは、この本を読む人だけに向けて書こう。自分をよく見せたりとか全員に好かれようとするのではなく、『週末農業に興味がある人』に向けて書こうと。

コンセプトは都会に住むサラリーマン。お金を支払って購入してくださる方に役に立つように書こうと決めました。

出稿のやり取りをしているうちに、出版社の編集担当の方々ともどんどん信頼関係が築けるようになり、この方の編集者としての仕事が成功するために頑張ろうと思えるようになりました。著者というと自分が中心になりがちですが、書くのは自分でも、それを正しく校正してチェックする人、ブックカバーをデザインする人、私だけではなくたくさんの方々が携わり一冊の本になるのです。

私は本業じゃないからあまり売れなくてもいい、目立ちたくない、なんて思っていた部分が強かったのですがそれは大変失礼なことでもあると気づき、心を込めて一冊の本ができました。心のどこかではやっぱり家具のことで飛躍したかったな…と思いつつも。

出版を経て学んだこと

  • 自分に自信がなくても求められることは人に役に立つことがある
  • 自分だけではなく周りに携わる人がいることを考える
  • お金ではなく誰と仕事をするか・全員が情熱があるかが大事

家具職人として食べていけないコンプレックスと家具とは関係ない、家具の仕事をするための副業の仕事がのびていくことにずっと葛藤していたので出版していることをあまり表だって言っていませんが、どちらも真剣にやっているし、人に求められることで役に立てることが仕事になるのであれば自信を持とうと最近思い始め、勇気を出して書くことにしました。

何より一緒に仕事をする編集者さんやブックカバーデザイナーさんなどは出版に関することが本業であり、その仕事に情熱を持っています。そのことに中途半端に携わるのは非常に失礼なこと。最初は乗り気ではなかったけども、この人たちのためにも全力で!と思えたことが良い仕事につながりました。

何より読む方のことを考えて書いた時間は振り返ると幸せでした。

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タイトルなどは出版社さんのシリーズで決まってるものであり、好みがあると思います。内容は自分がプランター菜園をはじめ仕事の息抜きになったこと、そこからハマって援農をしてきたこと、家具をネット販売してきた経験に基づき、週末に農業を始めてそれを自分で売る方法、農家さんの代わりにネット販売してあげる方法などを記載しています。

農家さんにお教えする傍ら、出版もし、その間も頭を切り分けて、このブログの更新も続けていくうえで、仕事の依頼が自然と増えてきました。やはり知人の言う、誰と仕事をするか、そして目の前の仕事を一生懸命やっていたら自然とやりたい仕事ができるようになるというのは正しかったんだと思っています。

その後、こちらのブログを通じてDIYのムック本や田舎暮らしに関わる週刊誌、月刊誌などの取材掲載もしていただいたりしました。

これからも目の前の仕事、周りの人々を大事にして、自然とやりたい仕事がやってくるように手抜きせずやっていきます。挫折で恥をかくとか自分に自信がないから引きこもるとかプライドを捨ててとにかく働くことも良い経験です。(出来ればしたくないですよね^^;)

波風立たずに立派に仕事をしている人には馬鹿げた話だと思われますし、実際に同業で人生の先輩でもある読者さんに、あなたみたいにはならない、といわれることもありましたがそうだと思います。世間で私は出来損ないなのです。



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職人を目指し、修行をして沢山の涙、感動、笑いを経験したことはとっても貴重です。家具職人ではなくても、好きなことを仕事にするメリットやデメリットをお伝えしたり自分の人生をやりたいことを実現して心豊かにしたい方などに向けて配信しています。

※女家具職人の倒産からのリベンジまでの道のりを綴ったレポートを公開していましたが現在は不特定多数の方に対しては非公開としております。

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