質問・家具職人の仕事をし始めたときの話を聞かせてください




職人を目指していた女性の方でここ1年ご相談メールのやり取りをしていた方が仕事を始めることができ、初めての業界、でかつ女性新人がゆえにいろいろ悩むこともあるようで個人的なことは直接回答はしたのですが、その中で、

私自身の仕事をし始めたときの話を聞きたいとありましたのでメールとはプラスアルファでブログにも掲載します。

質問・家具職人の仕事をし始めたときの話を聞かせてください


返信の内容に細かく追記します。

私が家具職人の新人の頃ですが、誰とも会話もなく、教えてくれるでもないので失敗ばかりしたり自分が嫌になって1年くらいうつ病っぽくなるくらい毎日泣きながら帰っていましたよ。でもそれは女性男性関係なく全員が新人の頃に抱えた悩みなんだと今なら思います。

会社によって違うとは思いますが自分の目標とすることが何なのか?という軸を持っていることで乗り越えられると思います。そこに未来がない場合、嫌な思いしか浮かばないので。

そのあとにまたメールのやり取りをし…

若い人が来ないということについて。

好きとか、目標がないとなかなか続かない業界で思った以上に地味できついし、給料安いし陽の目を浴びにくい仕事ですからやりがいが見いだせないのかも…。

と返信しましたが追記すると

家具職人の仕事ってかっこいいとよく言われますが実際は裏方で地味だと思います。もちろんギャラリーなどをもって作品を展示する作家的な仕事の場合は華やかかもしれませんが

私の場合は、工場で設計士の書いた図面から自分で加工図を書いて作ってるも、取り付けに行ったこともないし、お客様の声も聞いたことがないし顔も見たことがないので、評価というものもわからないし、正解もわからない状態。

『材料持てないなら辞めろ』
『ウロウロするな、周りを見て機械使え』
といわれ、どうにか体力をつけたり、無駄な動きをしないよう、他の職人さんの邪魔にならないように機械を使う順番待ちしながら怪我しないよう注意を払ったり

『お前の作る家具は現場で納めにくいんじゃ!!』

といわれるも、納め方がわからないので図面通りに作るしかなくて…でも現場は図面通りにいかないことが多いから逃げを考えて現場加工しやすいように作れといわれ、想像ができず悩みました。

納期は急がないといけないけどやり方がわからないときもあり、失敗してやり直しては自分が嫌になり、会社に迷惑をかけた、損害を与えたと消え入りたい気持ちが続き、現場でトラブルはなかっただろうか?と気になって眠れないときもありました。

そこで現場に連れて行ってほしいとお願いをし、最初は無理でしたが連れて行ってもらえるようになり、当時は女性がいなかったのでそれだけで目立つため、とにかく作業の邪魔にならないように存在を消しながらもサポートに徹して覚えていきました。
(この存在を消すというニュアンスが伝わるか…手術の助手的なものです。さっと必要なものを出してさっと片付ける的な。)

当時、ラジオで流れていた曲を今でも聞くと胸がググッとギュッとなります。見習い中は必死でした。ただ苦労とは思ってはいなくて自分のできなさ加減に対し、本当に自分が嫌になったりするので自主的に朝一番早くいって一番遅く帰って隙あれば人の仕事や使っている道具の盗み見をしていました。

技術を覚えるため、と必死でしたが結局は自分の至らないこともあり辞めて転職したこともあり、さらなる自己嫌悪に陥ってしまったこともあります…。後にその経験が全部身につくことにはなるのですが、ホント私は一本筋が通っていない遠回りで良い見本ではありません。。。

と追記も加えましたが。
返信メールいただいた内容には

体力の差と機械を覚えることとで必死です。地味な仕事も改めて知り新人の宿命も知りました。少し気持ちが楽になりました。ありがとうございます。

とありました。気持ちが楽になったということがうれしかったです。一人で悩んでいた私は気持ちがわかるので少しでも励ましになれたことが良かったです。

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