家具職人への道9~道具の手入れ漬けの日々~

DIYで必要な道具一覧

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家具職人になるために門を開いた私、
ようやく、引越しも終え、修行スタート。

まずは、道具を使えるようにならないといけないということで

鉋の刃物研ぎです。包丁すら研いだことの無い私。

始めは、砥石を真っ直ぐにすることから、

砥石が真っ直ぐじゃないと、刃先が真っ直ぐにならない

それから、こういうふうにやって、、、と師匠が実演。

 

 

ほうほう、、、と聞いてる分には納得するのですが

実際自分が手を動かしてするとなると、

びっくりするほど安定しない。。。

 

まず、刃物を持つことに、手が攣り、どうしても長時間研ぎをすると

手首が下がって刃物が砥石とうまく接さず、

集中力も切れて刃先が丸くなったり、

右側だけが研げたり、とまあ、いびついびつ。

 

師匠のひげがそれるようになるまで

そして、天井の蛍光灯が、刃物に反射しているラインが

真っ直ぐピカッとなるように研げないと合格をもらえない。

 

私はこのとき自分の根性が全て出ていると痛感しました。

いつまで経っても合格をもらえず。

 

3ヶ月間、朝7時頃から夜は残れるだけずーっと

研ぎ場で研いでいました。

私のほかはみんな合格をもらい、鑿研ぎや、鋸の使い方まで進んでいる

私は鉋の研ぎだけで先に進めず砥石が減る一方。

師匠が、お前はどんくさい

といい、せっかく研いだ刃物を

 

カチン!と割られ、

またその欠けを修正しながら、真っ直ぐに研ぐ。

 

毎日毎日これです。

刃物の先を砥石にまっすぐ押さえるわけですから

指も一緒に研いでしまって、指先は毛細血管が浮き出ていたし

指紋も消えそうに。刃物を持つ部分にタコができ

爪の間には、研ぎ汁が入るので

土日に飲食店でバイトしていた私は、必死で手を洗っていました。

 

なかなかうまくいかない、心が全部刃物に出る。

毎日帰り道に出来ない自分が悔しくて泣いて、

なんだか精神修行でした。

しかもそればかりやってるわけですから、

自分はこの選択で良かったの?とか色々思うんですよね

同級生は結婚したり、飲みにいったりと遊んでいます。

 

私は結婚どころか飲みに行くお金も時間も無く

どんどん疎遠に。

真剣に、技術を身に付けることとのみ考えていました。

でも、うまくいかないときってどうしても逃げ場を作ってしまい

怒られて怒られて向いてない!向いてない!って言われると

諦めてカフェの開店をする方向に向かおうかなと

揺らいだときもありました。

 

師匠は相変わらず、刃物をカチンと割っては やり直し!

という毎日。なんだ。もしかして、やめさせようと思ってるのか?

と思いふてくされて泣いてしまうことも。

そんなこんなで、私はバイトのほうに心をとらわれて

土日祝日だけでなく、平日の夕方からも入れるようになりました。

 

生活もかかってるし、なんだかうまくいかないし

っていう感じでバイトを優先にするように。

すると、ある日から



師匠が全く口を聞いてくれなくなりました。

 

もしかして集中してないから見捨てられた…???

⇒ 家具職人への道10に続く

 



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私はメールマガジンを配信しています。

職人を目指し、修行をして沢山の涙、感動、笑いを経験したことはとっても貴重です。家具職人ではなくても、好きなことを仕事にするメリットやデメリットをお伝えしたり自分の人生をやりたいことを実現して心豊かにしたい方などに向けて配信しています。

女家具職人の倒産からのリベンジまでの道のりを綴ったレポートを公開していましたが現在は不特定多数の方に対しては非公開としております。

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