家具職人の仕事内容の認識でよくある大きな間違いとは?




こんにちは。

ブログを観ていただいてよく相談メールが届きます。

家具職人になりたいけど 家具職人になるには

どうやったらいいのですか?

 

っと。はい、私も全くわかりませんでした…

 

木工所の求人が少ない、少ないというか

悲しいけど、廃業されるところも増加しています。

技術があるのに急に会社が無くなり

新しいスタートを切った家具職人さんも見受けます

 

美術系の大学生の方からたまに、

働かせてもらえませんか?

とメールがきますが、残念ながら、

今は募集できる状態ではないんですね

 

あと、家具職人というと、独立して自分の工房で、

イスやテーブル、オシャレなデザインの家具を

作っているというイメージですよね

 

つなぎ着て ヒゲをはやした素敵な男性が

製作に励んでいるのを雑誌などで

見かけるからでしょう。

実は私も憧れています^^

 

家具と言ってもいろんなジャンルがあり

大きく分けると

箱物

脚物

ですね。

箱物というのは収納家具のようなもので

脚物というのはイス、テーブル、ソファー などです。

 

お一人で工房などされていらっしゃる方は

脚物、箱物両方作られていらっしゃる人もいますが

従業員が複数いる木工所 となると

量産工場の場合 機械や効率を考えると

専門的に何かを作るところがあります。

 

キッチンの流し台だけを作っていたり

玄関収納だけを作っていたり

イスだけを作っていたり。

 

主にそういう木工所は工房ではなく工場です。

求人がある企業さんは工場が多いですね

 

流れ作業なのでパートにわかれて

  • Aさんは接着
  • Bさんは 接着後のパーツのカット
  • Cさんはカットされたものの穴あけ
  • Dさんは穴あけ完了したパーツの組立
  • Eさんは梱包

といったように ひとつの部門のスペシャリストになりますが

家具を1から10まで作る知識が得られるわけではありません。
ですがそのパートをやり切る技術は必要ですし

重要な仕事でもあります。

量産家具工場の仕事は誰でも出来ると見下すのは大きな間違い

次に別注家具屋さん。

これは店舗や病院、分譲マンションや

個人宅のオーダー家具を

施主さんの要望に応えて、

現場に取り付けるまたは納めるといった仕事です

 

そのつどそのつど、

依頼される寸法や仕様が違いますので

かなりの経験を重ねて覚えていく必要があります。

 

私は、初めは別注家具屋さんでした。

もちろん、わけがわからず

試行錯誤で失敗を重ねてきました。

おかげさまで1から10まで作ることを覚えましたが

箱物が多く、脚物は実はやったことが無いです。

こういう木工所は、昔でこそ研修制度がありましたが

今は経験者のみの応募が多いのではないでしょうか。

 

といいますのも、別注家具でも中国や韓国から

作って輸入してくる業者さんがいるのですね

すると単価では絶対に勝てません

 

なので見積段階で仕事がとれず、

別注家具屋さんもどんどん衰退していきました。

 

今まではデザイン会社や設計事務所、

ゼネコンなどから仕事を請け

現場の別注家具を作っていた木工所が

インターネットで直販して

オーダー家具屋さんとして

頑張ってる店舗さんを見ると感動します。

ライバル視ではなく素直に頑張っていらっしゃるなと思いますし

私も励みになっています。

 

最後に工房系の家具職人さん。

これは家具作家さん

というのが正しいかもしれません。

 

自分でデザインしたものを作り、

工房で展示販売したり

ギャラリーや百貨店などの

いろんなイベントで展示販売したり

創作活動をしている方ですね。

 

とてもいいものなのはわかりますが

値段の価値を理解してもらえず、

1客のテーブルセットを販売するのに

数ヶ月、いや数年かかる方もいて

商売 としては食べていくのが難しい世界です。

ファン作りや雑誌掲載など、

露出活動や口コミが大事です。

 

山奥で素敵な家具を作っていても、

誰にも見てもらえないんでしたら

仕事ではなくて趣味になりますよね

こうやって食べていけないために

諦める方もいらっしゃいます。

 

今はブログやツイッターフェイスブックなどで

自分の作品をアピールして

ファンになっていただくという

方法がありますので

成功されていらっしゃる方もいます。

でも、そこにたどり着くまでに、

作ることしか知らない人は

どうしていいかわからないですよね

自分で工房する、木工所に就職する?

そういったことすらまだ曖昧な人もいます。

 

家具工房で独立するのは自信がなくてまずは

木工所で就職したいと思っても

弟子をとる制度も少なくなってきましたし…

道具の使い方、作り方、

まったくわからない場合はどうしたら良いのでしょうか?

私は夢のある方を応援したいと思っていますが

現実問題、弟子をとるとかは難しいです。

いつかはやりたいと思っています。

 

それまではネットでの配信力もやしない、

家具製作の価値を高めて認識してもらい

多くの職人さんの役に立てればと思っています^^

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