人間工学に基づいた家具製作と木取りとの兼ね合い




インテリア計画をたてるときに、

人間工学の知識って必要なのですが

設計事務所などから渡された図面だけをみて

作るのみの仕事をしていると

 

以外に家具職人は人間工学を知りません。

私は家具職人を目指す前に、すこ~し

インテリアコーディネーターの講座を受けていて

軽い勉強はしたのですが実は職人を目指してからは

渡された図面のまま作るというだけで人間工学的な部分を

暗記しておりません。

(だから今必死 ^^;)

 

 

インテリアで言う人間工学というのは、

人の動きや使用目的により

室内環境のスペースの取り方や、開口部の大きさ

テーブルの高さ、キッチンの高さ、手すりの高さなどを

使い勝手を良くして計画するものですが

 

 

職人目線で言うと

通常材料が3×6(サブロク)といって

約1820mm×910mm のものが多く

材料をムダにすること無く木取り(寸法を決めて材料をカット)

することが多いのです。

 

 

量産家具になると材料だけのことを考えると

中途半端なサイズだと端材も多くでます。

だけど、材料が余ったからといって

材料を切って使ってしまうので値段は変わらない。

 

 

わかりやすくいうと、スナック菓子の袋を開けちゃって

食べ残して余ったものを 返品できないのと同じで

1枚の材料は1枚の材料と計算されます。

 

 

無垢板の場合も結局オチ(端材)がでても価格は同じ。

 

 

その端材を活かしてコストダウンすることもありますが

人間工学に基づき作るとなるとやはり単価は上がるなと思います。

それをどう捉えるかは消費者さん次第でもあります。

きっと購入者さんは人間工学に基づいた寸法だからどうのこうの…

という突っ込んだところまで意識している人は少なく

自分の使い勝手がいいか、用途を満たしているか、

それと価格の兼ね合いが重視になりますね。

 

 

カラーボックスがなぜ90cmの高さで奥行きが30cm未満なのか

これでお分かり頂けると思うのですが

約1820mm×910mmの板を無駄なく使うためであります。

これを特注で奥行きを深くしてほしいとなると

 

910÷3 (+ノコギリの刃の厚み)で3枚割りに出来たものが

できなくなるために材料がもっと必要になるのです。

そうすると価格は高くなります。

 

 

ですから人間工学を意識しながらも材料の木取りを意識して

両方を満たしていく知識をもつとオーダー家具も

コストダウンしながら理想に近いサイズでオーダーしやすいと思います。

 

 

特にオーダー家具となると

お客様は材料の規定サイズを知らないために

どうしても必要なサイズをお求めになります。

 

そこでそのサイズは絶対に必要なのか

もしこの寸法でもよければこの価格になります。

という提案ができると

 

コストダウンしたいお客様には喜ばれるし

逆に高くなる理由も納得して頂けると思います。

そして価格じゃなくて使い勝手優先のお客様も

納得していただけますね。

 

 

ちょっと小難しい話になったかもしれませんが

オーダー家具を格安にしたいと思う方も多いので

参考になればと思います。また詳しくは別の機会に^^

 

 

出来る限り材料を無駄にしたくないし環境破壊に繋がるので

なるべくオチ(端材)がでないようにしたり、

オチ(端材)を使って小物などを作ったりしています。

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