家具作りの思い込みでご要望を汲み取る失敗してしまいました。

私はオーダー家具はお客様の要望を汲みとってそれを形にすることを意識していますが、今回、ご依頼いただいている件で、自分の思い込みにより、柔軟な考えを見失っていました。こんな失敗談を書くのもどうかと思いますが自戒の意味も込めて

家具作りの思い込みでご要望を汲み取る失敗してしまいました

家具作りをしているとどうしても基本形と言うか基本となる寸法があります。務めた木工所や従事した師匠や先輩の教えにも寄るのですが、

  • 扉の隙間のチリ
  • 引き出しの前板のチリ
  • 材料の厚み
  • 巾木のチリ

などバランスを見て見た目が良い感じで最初はそれもわからずなぜこの寸法になるのかなどを師匠に確認をしたり勝手に商品を見たり、インテリアショップで見たりしていましたが、そうするうちに良いバランスが自然にインプットされていくものです

 

ここがオーダー家具の落とし穴でもあり、設計をするときに、それを基準で寸法を出すし、こういうものだという暗黙のルールみたいなものがあり指定がないところに関しては勝手にその寸法を算出して記載をして承認を得ますが今回シビアな寸法だったために、どうしても何度も見なおして書いて、いざ作ろうと思うとココがいつもの納まりと滋賀うのでどうやって取り付けようかなど思案をするのですが

 

どうしても解決しにくい部分があり寸法を広げさせて欲しい旨をお伝えしたのですが、メールをちゃんと読めばわかることなのに、思い込みで勝手に、巾木の前のチリは10mmもしくは見える場合は後ろと前を同じ寸法でバランス良くする、そして扉のチリは側板と天板より中に入るのが当然という思い込みがあってこれ以上変えれる場所がないと思っていたのですが

 

前のチリが何故あるのか、もし必要なければ面にして欲しいということになり、私は後ろだと勘違いをして後ろは壁に巾木があるのでと返信をしてしまったら 前のことですと改めて言われまして前のチリは基本的に10ミリ下がるということを思い込みで動くことはないと思っていたのでメールにきちんと前と書いているのに後ろと勘違いをしたのです。

 

お詫びとともに基本的な見た目のバランスということで説明をし、下がっている理由を説明しつつ、問題なければ全部を前に出すことも可能ですと回答。最初に前を下げるという固定観念がなければ不愉快な思いをさせてしまうことはなかったのにと猛反省しています。

 

思い込みをしてはいけない、基本的なルールからどうやってお客さまの思いを汲み取った形で要望に応えることができるかが大事なのに、本当に1文字の読み落としなどで信頼を落としてしまいました。

 

同じようにオーダー職人さんならあるあるっとなだめてくれるかもしれませんし、こういうものだから変わった仕様はムリだから間違えても仕方ないっていうことも思う人もいるでしょうが、そういう宥めは甘えになるので真摯に受け止めて思い込みによる読み落としや勘違いをなくしていかねばと改めて本当に情けない思いでいっぱいです。

 

お客様も快く何度も対応して頂き本当に恐縮で…。私は反省することで終わりではなく、しっかり良い物を納品して挽回しようと思います。

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