田舎移住で家具職人8.アナログ職人がやりたくないインターネットに挑戦した理由

田舎暮らしで心豊かに過ごしたいと思い描いて移住をした私は、仕事のスキルもまだ身についていない中途半端な職人なのに、一人で別注家具を作り続け試行錯誤で必死に日々の仕事をこなしていました。

そんな矢先に、向上で働く人たちや社長の思い、理不尽に感じる現状にふつふつと思いが募り、自分の人生を豊かにする前に、会社を豊かにしたいと考えるようになりました。

7.下請け木工所の苦悩と不満から直売を決意

の続きです。

※このあたりは家具職人としての話ではないので読む人は退屈かもしれません。

8.アナログ職人がやりたくなかったインターネットに挑戦した強い理由


下請けという立場でコントロール出来ないことが多かったことから、一生懸命良いものを作っても結果赤字になったり、取引先が海外生産に移行したりという危機があり

このままではいけないと社長が、インターネットで直接お客様に家具を販売したいんだよね、という流れになった際、誰もネットが得意な人がいなかったことがネックとなりました。

当然私もネットは出来ず、出来ずと言うか高校の時にCADの授業についていけずに苦手意識が有り、職人たるものアナログだ、ネットなんかに染められてはいけない、などと頑なにパソコンを使うことを拒否していました。もちろんネットショッピングもしたことがないし、パソコンの電源の切り方もわかっていませんでした。

そんな私が、この時に間髪入れず 私がやります!

といったことからパソコンとの格闘が始まるのです、、、この期間はあまりに長く濃いものなので1ページではかききれない思い出がありますがネットの格闘がメインではないので簡潔に記載だけします。

とにかくパソコンの作業に慣れることから始まるのですが、勉強は独学です。

朝から夜までは工場で家具製作、そして現場納品、という今までの忙しい仕事スタイルはそのままで、その後夜中に会社の事務所で一人パソコンと格闘をし、2,3時間睡眠で仕事をし、という繰り返しでした。

家に帰って布団で寝たら置きれないので会社のソファーで仮眠をとることも多くなり、インターネットショッピングサイトを作る、という苦手意識が強い作業にストレスもピークに達していました。

でも、今やらねば、会社のみんなが製造ができなくなる、仕事で利益を全うに出して継続したいという思いだけが自分を支えていました。

しかしながらこれは私の勝手な思い出有り、誰もが求めていたことではないので工場で理解されることもなく、誰の協力を得ることもなく、励ましの声アアルでもなく…時折何のためにこんなにしているんだろうと虚しい思いもしていました。

  • 会社のために働いて社畜だ
  • あなたになにかあっても会社は助けてくれないよ

などといわれることに耳をふさぎ…ここで辞めたら全てがなくなる、木工所が無くなると私も家具を作れない、自分の最終的な豊かな生活は手に入らない、となんだか思ってしまい(ここでみんなとという思いがあったので転職とか独立という考えが全く浮かばなかった)

誰とも連絡をシャットダウンして、実家にも帰らず、休みも取らず、そんな日々でとにかく必死になってネットショップを作ったり、そのためにブログやツイッターをしてみたりと、本心はやりたくないけど『仕事として必要がある』と思うことは片っ端からやっていきました。

今は無料で沢山のノウハウがネットに溢れていますが、当時はネット検索でもネットショップの作り方とかいろんなノウハウが無く、あっても有料で高額のものばかり。そんな予算はないから我流でやるしかない、とにかくグーグル先生で限られた情報を駆使して身につけていきました。

最初は外注におまかせする予定で依頼しましたが、とても可愛くキレイなページであっても、こちろの思うようなページにならず、売れるページではなかったことや、逆に自分たちで更新出来ないとずっとホームページ制作業者にお金を払い続けないといけない(それがスキルがある人の価値の対価なのですが)

ホームページを触りたい度にお願いをして、何かのお知らせがある際にリアルタイムに変更できないのは機会損失をすると思ったし、結局自分で更新して販売できないと今の木工所のままじゃないかとさえ^^;

さらにバナーや写真での商品説明などを作るのに外注にお願いするお金ももったいないので、自分でフォトショップをなんとか使ってカメラも我流で本当に恥ずかしいネットショップがオープンしたのが2006年の2月でした。

普通なら、ホームページ出来たよって知らせたくなるものですが、私の場合、知人にも観られたくないような見栄えの悪いショップでした…。そんな自分のスキルの無さにもストレスを抱え、私は無力だ、情けない、どうしたら良くなるか?

と、どっぷりと病んでいるかのごとく苦手だ、イヤダイヤダ、いつになったら職人仕事だけが出来るのだろうかとボヤキながらパソコンの前でカタカタすることにハマっていくのでありました。

9.田舎暮らしで友達が出来ない日々が仕事に集中させた

に続く

※結局何年経ってもインターネットの作業はあまり好きになれなかったのですが、ネットがあるからこそ仕事が成り立ったり救われたりするメリットを痛感しています。嫌でも続けてきたことで得たものはスキルとして残り今は感謝です。

家具職人への道その後…田舎移住で家具職人目次一覧



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 家具職人になるまでの経歴や経緯は⇒家具職人への道(全20話)

 田舎暮らしをした話は⇒田舎移住で家具職人(全16話)

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