家具職人見習い研修・わからなくてできないのと知っててやらないの違い



現在大阪の木所でヘルプをしつつ、新人見習い研修で木工作業の指導をしています。

私は人に教えることができるほど完璧で立派ではないのですがその木工所の作業で必要なスキルの指導をすることはできるので、自称鬼婆として未経験の40代の男性に教えています。

そうだ、私は自分の見習い修業のことについては書いているけど教える方については書いたことがあまりないし、教える側として自分でも学びを得ることについてのアウトプットや

これから家具職人を目指す人にとっても少しは役に立つこともあるかもしれないと思い、ちょこっとピックアップすることにしました。

家具職人見習い研修・わからなくてできないのと知っててやらないの違い


家具職人の仕事に限らず未経験のことを仕事として技術を習得するにはわからないことだらけで当然です。

技術だけでなくその会社の独自のルールや人間関係もあり、そこに馴染むまで迷いが出ますし、ミスしたり、焦ったり、フリーズすることあるし、身体ができるまでは体力的にも精神的にも疲弊しますよね。

自分自身が家具職人の見習いのときにオロオロした経験もあるのでとても良くわかるの…だからこそ、最初の悩む時期からメンタル面でもサポートできればと日々考えています。

ちなみに仕事の一環でもある掃除。

掃除って雑用だとか、誰にでもできる仕事だとか嫌な仕事を押し付けられていると思うかもしれませんが木工所ではとても大事な仕事で、掃除をしていただけることはとてもありがたいことなのです。

なにより掃除でその人の仕事の姿勢が垣間見えるので重要事項でもあります。

基本的に掃除をする姿を見てしまうお局的な私。掃除だからと手を抜いたりいわれたときだけ適当にしていると残念に思います。逆に手待ちで手持ち豚差のときにちょっとでもゴミ拾いや木くずの掃き掃除をしている姿を見ると、感謝します。

私の場合、掃除をすることで作業時の怪我を防げることや材料の傷が防げることなどを説明し、地味ではありますがとっても大事な仕事の一つであり、ちゃんと仕事として映っていると伝えます。

掃除をすることを矯正しているわけではないですが、要は掃除の仕方がわからなくてできない、必要性が感じなくて気が付かないのと、掃除はできるけど面倒でしないのとではぜんぜん違うしその差はすぐにわかります。それは後に仕事に反映され段取りの良し悪しにつながってきます。

新人で必要性に気が付かない場合にはそれを教えますが、わかっていても掃除をめんどくさがる人とか軽んじている人も中にはいるので…なんていうのかな、家で言う、掃除は単なる家事みたいな価値観の人。これはとても難しい。

とはいえ自分も昔は掃除って見習いがまだ仕事が身につかず利益を出せない間のせめてできることのお礼の気持ちで先輩たちが気持ちよく仕事ができるようにしよう、掃除は新人の仕事だから頑張ろう、という意思もありましたが、

見習いを過ぎて15年以上経過する職人生活でも自分がした仕事の後の機械や床、道具の掃除はし続けているし、丁寧な仕事をするのに大事なことだと思っています。

持論ですがベテランでも掃除ができない人(意識に備わっていない人・掃除の大事さに気がついていない人)の仕事は雑だし段取りも良くないし道具を紛失したりする人が多いなあっと感じます。共通で使用する機械に自分が切った材料の切れっ端を置きっぱなしとか木くずそのままとかは

エアーしろや!!!

っとイラッとします(笑)

性格的なことを抜きにして、作業の危険性でいうと回転する歯物の近くに材があるとスイッチ入れたときに材料が飛んできて怪我にもつながるんですよね。木くずでも材料の傷にもつながるし。

新人だから掃除、ではなく、掃除をする意識は良い仕事をする、怪我なく、効率よく仕事をするのに大事なこころがけなので掃除が嫌だと卑屈にならず大事な仕事の一部だと思うと良いです。

余談

かといって私は誰でも掃除を自分でするべきという絶対主義でもなく、、、業種や立場によっては掃除している間にもっと仕事で利益を生み出すことができるため、自分で掃除をする必要がない人もいますし掃除している間に自分の重要な仕事しろって言うケースも当然あって。要は、掃除に対する心構えとか整理整頓の心がけが様々なところに現れるのだと思います。

また、脳の解釈の違いでやろうと思っても掃除ができない、やり方がわからない、どこが汚れているのかわからない、なぜきれいにしないといけないのかわからない、片付けろと怒られてもどこが悪いのかがわからないので同じ繰り返しをする、自分の家や部屋に関しても精神的にゆとりがなくてセルフネグレストになっている人もいます。

わからなくてできないのと知っててやらない性格的なずぼらとは全然違います。

家具職人見習い研修・試用期間に辞めたいと思ったらにつづく

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One Response to “家具職人見習い研修・わからなくてできないのと知っててやらないの違い”

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