田舎移住で家具職人13.独立して家具作りが再びできるようになるまで

子供の頃の夢の家具職人という仕事。女性は無理だと言われていた時代に会社をやめて家具職人への道を歩み念願の職人見習いデビューをし、田舎暮らしをしたいという思いも実現。

しかしながら思いもよらない未準備の段階で独立をすることに…

12.リストラからも往生際悪く田舎で家具職人復活を目指す

の続きです。

13.独立して家具作りが再びできるようになるまで


大阪に帰って声をかけてくれている木工所に勤めれば家具職人としてスムーズに継続できましたが、田舎暮らしをあきらめたくない、この地で住みたい、木工所で達成できなかった目的を埋めるべくリベンジしたいという思いで、何の収入源もないのに居座ることに。

古民家にも引っ越して畑もやってTHE、田舎暮らしをこれからしよう…そして家具職人としても再度工房を持てれば…。でも貯金も目の前の仕事も人脈もない。

一応仕事を探すことも考えて職業安定所にて紹介もしてもらいましたが当然家具の仕事の求人はなく…生活のためにとりあえずは宅建の資格を活かして住宅販売の仕事に戻る?など考えたこともありましたが、それじゃ理想がどんどん遠のくし大阪にいるときと変わらない…。などぐるぐる。

今思えば家具工房が集まるのって岐阜県とか長野県とか福岡県とか北海道や広島などですよね…。海が近いところが良いという私の趣味の場所の選び方により、就職先を探すという面では家具産業が盛んではないところに移住したという失態はありました。

とりあえず出来ることはネットショップの仕事。パソコンさえあれば大きな設備投資もなく仕事ができる。そう考えて再就職という道を辞めました。

家具職人に戻るためにとにかく出来ることを仕事にしながら、まだまだ先は長い、あと5年は耐えるしかないなと思いつつ、途中でくじけず、きちんと戻れるよう、自分のモチベーションアップにボソボソとこのブログにて

家具職人への道1 少女時代

から20話で記載をしていき、その他、家具職人という仕事に関することや自分の田舎暮らしのことなどを書き綴っていきました。もちろん最初は読んでいる人もいないだろうと思ってマイペースに書いていたのですがいつの間にか読者さんも増え

ブログの問い合わせから家具の見積もり依頼がはいるようになりました。

顔も見たこともない、こんな中途半端な仕事スタイルの田舎の家具職人復活を目指すだけの人間に、『ぜひあなたに作ってもらいたい』などといったメッセージと共に見積もり依頼が来て、最初はまだ全然準備もできていないし、私は5年後だと思っていたし、、、などとおののきましたが

依頼があることは応えてみよう

と思い、オーダー家具の受付を今までの会社員時代のときのような会社の看板抜きで、はじめて私個人として仕事を受けることを始めたのです。自分は自信がなかったのでドキドキしました。

  • 値段が高いと言われないかな?とか
  • 信用出来ないからキャンセルにならないかな?
  • クレームにならないかな?

など起きてもない出来事の不安妄想でビビってました。

そんな不安をよそに、素敵なお客様から依頼を受け少しづつ受注することが出来たのです。

引きこもっていたので当然仕事依頼はこのブログのみでした。ただのこんなブログで依頼が増えるのは思ったより早く、不潔家フォームなども準備していないので慌てて作ったりと、昔からこのブログを読んでくださっている方はご存知かと思います^^;

また、テレビの取材や雑誌の取材、出演依頼などの問い合わせも増えてきて、劣等感や罪悪感で心に穴が空いた自信がない自分の恥ずかしい人生を人に晒すことに抵抗があり、断ってきました。

また

バラエティー番組も多く、笑われるために出るのは他の職人さんに同じようなイメージを与えると失礼だと思ったので断ってきました。

そんなこんなで、いつかは復活したいという念を込めながらボソボソ心の中を掃き溜めにしていたこのブログが、早くも個人の家具職人としてオーダー家具を受注することが出来るようになったのです。

もちろん、木工所で見てきた過去の失敗から学んだことを活かし、

  • 赤字になる仕事はしない
  • 根拠のない値引きを強要する人と仕事をしない
  • 作れないのに無理して仕事を受けない
  • 名前を名乗らない問い合わせに対応しない

そして、

友達と仕事をしない・友達の仕事を受けない

という決まりを作りました。問い合わせが増えても条件に合わなかったり、見積もりをしても名前がない・返事がないなどもあるのですべてを受注するわけではないため家具の仕事がないときもあります。

予想よりもブログの反響や集客が早かったので何の心構えもできておらず、家具だけの収入では不安定なのでご飯がまともに食べれないことはよくありました…。

この苦しい時にテレビや雑誌に出たら出演料がお小遣いになるし、一瞬でも知名度も上がって仕事につながったのかもしれないですが、何分私は自分に自信もなく、劣等感と罪悪感の塊で引きこもりだし、素晴らしい人間でもないし、逆にバラエティーで笑われると立派な職人さんに失礼…。

またネットで何を書かれるかわからないので復活の前に芽が摘まれると嫌だし、、、心が折れるかもしれない、目の前のお小遣い目的やテレビに出て認知度を上げる、目立つというミーハーな気持ちや、背伸びして自分をよく見せるよりも、

じっと耐えて、人の役に立つことを仕事にしながら もやしの味噌汁を大量にお腹に入れて空腹をしのいでいました。

14.家具仕事がない時の収入源の確保と息抜き登山

につづく

家具職人への道その後…田舎移住で家具職人目次一覧



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 家具職人になるまでの経歴や経緯は⇒家具職人への道(全20話)

 田舎暮らしをした話は⇒田舎移住で家具職人(全16話)

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