脳梗塞などの後遺症で手が麻痺している人を助けるスライドレール引出し



昔ながらの釘や金物を使わない工法で家具を作るというのは家具職人の腕の見せ所でもあり、技術のバロメーターでもあり評価の対象でもあるのですが、

実際に使い手のことを考えると、工法や技術よりも、使い勝手が重要ということがあります。
(ほぼそうですよね^^;展示品じゃない限り使い勝手は大事です。)

特に私は母が脳梗塞で左半身が麻痺したということから、自立した日常生活に戻るためには世の中の文明の利器、特に電化製品などは

便利になった現代人が手抜きや楽をするためだけではなく、生活のサポートをする役目でもあると実感しています。

脳梗塞などの後遺症で手が麻痺している人を助けるスライドレール引出し


以前も書いたことあるかと思いますが、我が家の婚礼ダンスは隙間もぴったりで、上の引き出しを閉めると下の引き出しが空気圧でスッと出てくるという、職人側の技術視点でいうと精度の良いものです。

しかしそういった婚礼ダンスはレールもなく、重く、引き出すときに力が必要になり、片手では開けられない仕様です。子供の頃は開けれませんでした…。そして今となれば脳梗塞の後遺症で麻痺を持つ母が開けられません。

引き出しの滑りを良くするために蝋を塗るとかシリコンスプレーを吹くとか既存の家具の場合の対策はありますが、

もし新規で買い揃えようと思った場合には、スライドレールがついたものが使い手としては便利で良いです。

スライドレールにも種類があり、2段引きや3段引き、横付け、底付けなどありますが、タンスなどのチェストの場合、3段引きスライドレールが良いです。

しかし、レールによっては引くときだけ力を要するものもあるのでぐっと力を入れる握力が低下した場合にはプッシュオープン式スライドレールが良いですね。

DIYの場合には金物だけをネット通販で購入することもできます。


スライドレール プッシュオープン 【LAMP】 スガツネ 4660-500 耐荷重40kgf/ペア レール長さ500mm 移動距離509mm [左右で1セット]

プッシュオープン式スライドレールの使用事例

以前、プッシュオープン式のスライドレールを使用したキッチン収納を製作した記事を記載しているのでこちらにもシェアしておきます。

オーダーキッチンキャビネットの製作依頼をお受けし、お客様の要望で、最下部の引き出しに、IKEAのダストボックスが2個入る仕様でプッシュオープン式の3段引きスライドレールを使用した事例です。

プッシュオープン式スライドレールの使用事例

このタイプのスライドレールは何かしらで押す力があれば開けることが可能なので麻痺などで指にうまく力が入らないなどの場合にはとても便利な仕様です。

介護状態になった場合に、本人は少しでも自立して自分のできることは自分でしたいと思っていると感じます。当然私も将来を考えると人の手を極力煩わせず、私に時間を割いてもらわないように暮らしたいと思っています。

ですので独身女の老後のためにも自分がそうしようと思っている使い勝手の良い家具のアイデアとか、実際に介護をしていて今よりこうなったら助かるし便利でいいのにと思ったことなどを時折記載していきます。

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One Response to “脳梗塞などの後遺症で手が麻痺している人を助けるスライドレール引出し”

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