職業訓練校で家具製作の基礎を学ぶと就職先はあるか?



読者様から職業訓練校の木工科についての問い合わせがありました。メール本文は簡潔にしております。

職業訓練校に行って学ぶ内容は就職したら2,3ヶ月で学べる内容だと聞きました、実際のところどうなんでしょうか。また、仮にその話が本当だとしても、カンナがけやカンナとノミの仕込み方が分かるくらいの未経験の人材を雇ってもらえるものなのでしょうか。

職業訓練校で家具製作の基礎を学ぶと就職先はあるか?


職業訓練校ですが通う学校のカリキュラムにもよると思います。

内容が就職先で通用しない内容の場合もありますし機械化やフラッシュ家具ばかりでカンナなどの道具を使わない就職先もあるので2-3ヶ月で学べるということは正しくもあり関係ないこともあります。

要は家具製作と行っても色んな仕事があり、就職先により必要な技術も違いますし習得に時間がかかる仕事内容もあります。

料理で言うと、

  • レトルト食品の工場で働くのか
  • カフェの厨房で働くのか
  • 中華料理の修業をするのか
  • 有名ホテルのパティシエになるのか

では全く違うということです。

ですので木工という一括りの中でも個々に描く思いがあり、そのギャップがありすぎて、途中で思いと違ったといって学校や仕事を辞める人もいるのですが何がしたいか?ということと学ぶことがマッチしていれば有料で木工教室で学ぶことも時間を掛けて職業訓練するのも就職して短期で習得することもそれぞれある道なんだと思います。

職業訓練校は私が見習いを始めた頃は就職に役立つスキルは身につかないと言われていましたし職人さんにも学校上がりはあまり好まれていませんでした。しかし、カリキュラムや就職先によりそれも変わると思います。

明確な答えではありませんが何かのヒントになれば幸いです。お問い合せありがとうございました。

追記

道具が使えるから採用、使えないから不採用
といったことも木工所によります。それは求人できるゆとりのある木工所では本当にびっくりするくらいカンナやノミを使わず機械で加工することが多数だからです。私が今まで経験した木工所や訪ねた木工所でも天板の仕上げも手で鉋をかけずに超仕上げ鉋などがありますし驚きました。自分が道具の手入れを覚えていた時間は必要だたのか?と思うくらいでした…。

もちろん、必要なのですが手道具の手入れのスキルがなくても働きながら必要なことだけを身につけることができそのまま何十年も職人をしている人が多数いるのも事実。時代の違いもありますし、その会社の仕事内容にもよります。

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