家具職人の仕事と個人の矛盾とどう付き合うか



私は家具を作る仕事をしながらも自分自身は物をあまり持たないです。

引っ越しもよくしていたこともあるのと、おひとりさまで生きていくのに遺品整理で身内に迷惑をかけまいと写真とか様々なものを数年前に処分したので

今は必要な衣服と食器と書籍くらいです。(あ、ワーゲンバスのミニカーは段ボールにしまってます…。)

だから…矛盾しているなっと感じることも。

家具職人の仕事と個人の矛盾とどう付き合うか

特に、子供の頃の阪神大震災や仕事を始めてから各地で起きる地震や台風や浸水などの被害を見受けどうしても背の高い家具やものが露出している棚やガラス製の家具を置きたくないというのもあり…

ただ、家具職人をめざして修業している頃は、家具を作れるようになりたいという思いが強く夢中でとにかくチャンスは全部仕事のスキルに活かそうと思って家具の需要が単純に嬉しく、自分の思想との違いに対する矛盾は考えたこともありませんでした。

多分、考えるようになったのは家具のネット通販をし始めた頃だと思います。積み重ねが実ってたくさんの注文を受けるようになって、工場のみんなの仕事が増えて嬉しい反面、競争が激化して他店の安い量産家具とか、大量販売しているお店を目にすることもあり価格競争重視みたいな雰囲気に陥ってしまったときになんだか消耗品を排出しているような気になってしまったのです。

いや、収納家具を必要とする人口が多いという表れなのですが、個人としてはロータイプの家具、全てクローゼットで箱やハンガーにかける程度でいいのではと思っていてそれだと自分の仕事に反していますよね^^;いつか大型の収納を作る仕事をやめるかもしれないですね…

ただ、今現在の自分は個人の思考と仕事は切り離しています。

収納というのは人の生活を助けたり、機能性を高めたり、作業効率を良くする補佐的な役割があると同時に、人を気持ちよくするものでもあると考えています。

そこを考えるととても良い仕事だなっと思っているのです。

自分のしたいことだけをできると幸せですが、

  • お客様の立場や考えを優先する
  • 役に立つ仕事として捉える
  • 喜んでいただくことを自己評価に

ということで仕事にやりがいや価値を見出してもよいのかなっと。

ショートヘア派の美容師さんがロングヘアのお客様のヘアメイクをすることや、パンツ主義の人がスカートを探している人に販売することに対して、私も違和感を感じないですしね。

ただ、自分が食べない野菜を育てて売るとか、自分が住みたくないクオリティーの家を売るとか、自分が不便に感じるものや自分が苦手な人物を紹介するなど、一応法律的にはクリアしていてもお客様に何らかの支障をきたすという仕事だけはしないです…。
(見た目重視で強度が弱すぎる家具とか、使い勝手が明らかに悪い家具とか)

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