脳は回復する・高次脳機能障害で絶望するにはまだ早い



母が脳梗塞で倒れて1年が経過し、左半身麻痺という体の方の回復は日々のリハビリのおかげでだいぶ回復しましたが、一緒に暮らし始めて高次脳機能障害が理解できずに、

自分の心にゆとりがないときには、生活の節々になぜこういうことになる?と苛立ってしまうこともあり、病気だからと言い聞かせるも許容できない自分が嫌になったり情けなく思い自責の念で苦しくなることがよくあります。

なので、脳梗塞で高次脳機能障害から回復した方の体験談を読むことにしました。

脳が壊れた (新潮新書) [ 鈴木 大介 ]

脳は回復する 高次脳機能障害からの脱出 (新潮新書) [ 鈴木 大介 ]

の2冊。

脳は回復する・高次脳機能障害で絶望するにはまだ早い

長くお互いに心的負荷がなく穏やかに介護するにはまずは相手のことを知るというのはとても大事で、我欲を消してまずはとにかく母の回復に徹することを重要視していたのですが親子といえど脳が壊れたという症状は心底理解できず、勉強しても当事者ではないので心底理解することができません。

更にいうと未来がどんどん見えなくなり、自分の夢半ばの気持ちなどを捨てきることができず諦めることもできず、でも現実自分のことだけをすることもできないしするつもりもなく、両立がとても難しいことや自分のキャパのなさに自己嫌悪に陥ることも多いです。

特に、目に見えてわかる体の病気ではなく、脳なので見た目は健常で元気に見えるため、周りからは復活したと思われていますが、間近にいると、本人は思い描いている行動ができずコントロールができず、いろんなことでうまくいかないことが多いのです。

高次脳機能障害で

  • どんなことで困るのか・辛いのか
  • どんなことで苦しいのか・悲しいのか
  • どんな行動になるのか思考になるのか
  • どうしてもらうと助かるのか・嬉しいのか

そういうことを知ることで介護にも活かせるのではないかと思い、私のことだから介護だけではなく『相手の気持ちを知る』ことを仕事の面でも活かすという視野を持ちながら読みました。

あと、元々の性格と発達障害と認知症と鬱と高次脳機能障害の区別がつかず、思い悩むことも。具体的な症状や行動などは割愛しますが経験者と介護者の方ならわかると思います。

この方は男性で働いていて、養うべき奥様が居て40歳位のときのことなので高齢の母とは違うこともありますが、細やかな気づきを得ることができました。

その中でも高次脳機能障害の状況と、貧困の人たちを取材してきた中でほぼほぼが発達障害やうつ病、統合失調症などで社会になじめず、かつ助けてと言えない人たちで周りからも気づかれにくいというところが類似しているという解説があり

根気よく話を聞くことや辛いと言えないことに気がつくこと、爆発しそうな衝動を抑えるがための態度に対する許容、わかりやすく説明を簡潔に丁寧にすることなどに関してなるほどなっと。

自分自身が木工所につとめていたときに、精神的な病を持つ方や障害を持つ方がたくさんいたので、仲間として一緒に働いてきたから、わかっていたつもりでいたけど、わかっていないこともすごく多かったということにも気づきました。

世間からすると簡単なことでも、そうではない人たちは流れやスピードに追いつかず、やりたいことや伝えたいことを諦めている現実も多いんだということも。

今後、私が仕事復帰してキャパが増えたときに一緒に働く人たちの理解のためにも読んでおいてよかったと思いました。もちろん、高次脳機能障害と先天的な精神疾患や脳の疾患とは

  • できていたことができなくなった
  • 最初からできなかった(追いつけなかった)

という点で全く違いますが、とにかく言葉に表すのは難しいんだけども、高次脳機能障害の人の脳裏で何が起きているのかを理解することに役立つと思いました。

読み手の背景(読んでいる目的)により捉え方も学びどころも気づきも違うので賛否両論もあると思います。ただ、当事者としての体験談というのは医者の書いた本とは違うリアリティーがありました。

ってことは私がこのブログで書いている家具職人への道も、これから家具職人を目指す人・修業中の人・同業者の先輩方、と立場によって全く受け止め方が違うんだろうなと思うと

たいして人に読まれないと思い、つらつらと走り書きでの自己紹介的な履歴書記事ですが、誰に向けて書いているかということをもうちょっと絞って書いていく記事があると、役に立てることもあるかもしれないと思えました。

と話がそれましたが、読書というのは癒やしや気分転換、気付きや学び、そしてジャンルが違う本からでも自分の仕事に対しての改善点や良案が発見できたり、関わる人を理解しようとしたり、自分個人の欠点が見える手段であるなあっと思います。

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