家具職人見習いに家具加工の指導したとき思った修業時代のこと



最近大阪の木工所で未経験の新人さんが家具職人の見習いに来ているので私が一緒に作業をして指導することもあります。

私が家具職人になりたいと修行をしたときに指導というものが具体的な言葉ではなかったし、体で覚えるということが当たり前でしたが、即戦力も必要ということや時代の変化?仕事内容によって、見て覚えろと言うよりは、納期も迫っているし、本番なので失敗も許されない状況なので

具体的に指導をする必要があるのでそうしています。

家具職人見習いに家具加工の指導したとき思った修業時代のこと


人に指導をすることはもう15年ぶりくらいになるでしょうか・・・

15年前は職人たるもの見て盗んで試行錯誤して自分の体で失敗して心で反省して、悔しい思いや申し訳ない思いなどを積み重ねながら二度と同じミスをしないと胸に刻んで体得するもんだ

などと思って言葉足らずで教えていましたが…今は全く違う状況です。

昔は自分もゆとりがないし、どちらかというと最初の会社の雰囲気が技術の競争であり、技術の良さが給料に響き、社長に良い仕事を回してもらえるということもありみんなライバルであったし年が近かったので席の奪い合いみたいなものがなんとなーくあったのです。

そして皆で一つのものを作っているのとは違い、それぞれが1から最後まで一人で仕事をするので会社からの商品に対する評価はスピードも込みなので先輩の仕事のじゃまをしてはいけない、時間を割いてはいけないというのもあり質問もできず、一人で考え失敗してと繰り返していました。

だから新人が自分で覚えるためにあえて指導しないと言うよりは、教えていると自分の仕事も進まないし、技術を盗まれ抜かされたら困るということやどうせ辞めるんだろ?ということもあり根性だめし含め教えてくれる人もいなかったのも理由だと今振り返ると思います。でもおかげさまでたくましくなり自分で考えて責任を持つ力が身につきました。

職人に限らず、年が近く雇われ同士の師弟関係(先輩後輩)で自分の威厳のためや自分が上司に気に入られたいから新人に教えない先輩っていますよね。あとは、リストラに怯えてお局がイビルとかも(笑)だから指導者によって新人の伸び率や継続率も変わりますね。

あとは、この後輩や部下が技術を身に着けてともに切磋琢磨して働いていきたいとか純粋に後輩だけのことを思い技術の伝承をしたいとか、技術を身に着けてもらえたら自分たちも仕事がシェアできて助かるとかそういう共に働くという仲間意識や後継者育成の意思の有無にもよるかなと感じます。

私は現在は育成する気持ちは強いので、自分が失敗してきたことなどは事前に教えたり大事なポイントはちゃんと理由を説明をするようにしています。そうでないと関わる人、全てにおいて迷惑がかかってしまう現状でもあるので…。

ゆとりがあって失敗も試行錯誤も存分にしながらお給料をいただくというのは予算的にも難しいという大阪の木工所の現状も踏まえ、利益につながるよう、かつ、その人が仕事を覚えて家具作りのやりがいを感じて毎日仕事をすることでライフスタイルにハリを持っていただけることが役目です。

初心者で未経験という彼が家具作りの仕事が好きだと思ってくれるととても嬉しいな、、、独りよがりの押し付けにならないように楽しみも感動も、、そしてたまーに苦悩も伝えようと思います。

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