家具職人見習い研修・試用期間に辞めたいと思ったら



木工所にて家具職人未経験の男性の見習い研修のお手伝いをしているので、家具職人になるには?とお考えの方にも少しシェアをする意味を込めて記載しているシリーズです。

前回は

家具職人見習い研修で一番口を酸っぱくして言う注意点

でした。今回は家具職人未経験者の中途採用での試用期間中に

  • 家具職人を目指すのは辞めたい
  • いつになったら家具作りを教えて貰えるんだろう
  • 家具職人は自分には向いていない

などと辞める決断をしようか悩んでしまうケースについてです。

家具職人見習い研修・試用期間に辞めたいと思ったら


家具職人の見習いといえども会社が新人研修制度や指定制度を導入していてカリキュラム化されている場合と、中小の木工所が中途採用で求人を出しているのとでは全く進み方が違ってきます。

新人研修制度の場合には4月から研修を受けて指導者がいて給料をいただきながら学ぶことができ基礎をしっかり時間をとって学ぶことができる学校に近い形なので同期もいれば、ある程度計画を立てて進めることができるのでさほど思い悩むことも少ないと思います。

しかし中小企業での中途採用で定年で辞める人の引き継ぎとか、事業の拡大とか、これから若い人の育成をするというものでいきなり実技に入る場合が多く座学だとか練習だとか時間を掛けて説明をしてもらって学び習得するよりもぶっつけ本番が主になります。

今回は後者でのお悩みについて…。

家具職人を目指すのは辞めたい

家具職人に憧れたけど実際にやってみると思っていた仕事(カンナを使ってオール手作りで自分がデザインした椅子づくりやテーブル作りをしたいのに量産やフラッシュ家具だったなど。)と違っていたり、

思った以上に体力が必要だったり腰を炒めたりアレルギーが出たり、給料が生活に見合わない、社内環境が劣悪だ、自分には合わない。などなど・・・

仕事内容に関してはその会社で給料を頂いている限り会社に従うことが基本なので自分の好きなことをするという事はできないので経験を積んで将来を考えることも未来の自分の理想につなげていくこともできます。(まったく遠回りのこともありますが…。)

体力系に関しては体ができていないので最初は疲れて当然です。マラソンのように最初は3kmの女銀区から、そして10km、21kmと仕事を重ねていくことで筋力と体力が仕事に見合った状態になってきます。

ですので見習い中でまだ仕事の喜びや楽しさを感じないまま早めに答えを出す前に、辞めたい理由が前向きな未来につながる決断なのか?もかんがえると良いですね。

いつになったら家具作りを教えて貰えるんだろう

中途採用でのぶっつけ実務になると、先輩や社長の手伝いをしたり簡単で雑用に思えることしかさせてもらえず、1から自分で家具を作ることが任されないので不満を持つ向上心が高い人もいます。

しかしながらぶっつけでの実務になるということは納期が決まっている仕事であり、教える時間がないとか、予算が限られ失敗が許されないので未経験の人に挑戦してもらうゆとりがないなどの仕事内容の問題もあるので

ミスをしにくい簡単な作業とか失敗しても見えないところだとか掃除だとかサポートに回ることになります。なにより前回も話したように怪我をすると取り返しがつかないので機械を使う仕事などはしばらく様子を見た上でとなります。

この間を退屈だと思って手を抜くとしっかり観られています。掃除の仕方や手待ちのときの態度、サポートしているときの吸収力などなど観られているというか…自然と見抜かれます。

本人にとってははじめてのことでも教える側は今まで何人もに仕事をしながら実務を教えてきているのでやめようかと悩んでいる、辞めてしまう人に教えるほどゆとりがないというのが本音も含まれているので初心者の頃の日々の態度で、あ、この子は本気でやる気があるなと伝わればあとひと踏ん張りです。

私は見習い期間の頃、女だし、どうせ辞めるだろうと思われていた派なので相手にされていませんでしたから質問すらできず、自主的に早朝、昼休み、就業後っと先輩方の仕事をコソコソみたりして必死でした 笑

※学校や研修カリキュラムがある企業とは違う中小企業の中途採用は階段をじっくり登りたい人には不向きです。じっくり学びたい場合には有料で学校に行くほうが技術は身につきます(収入の確保の保証はありませんが。)

家具職人は自分には向いていない

これは私も何度も何度も思いました。どんくさくて人より時間がかかり情けなくて消えたくなる日々、、、いわば逃げの心理でもありますがそこで諦めずに継続することができてよかったです。

今になって思いますが、やはり最初は誰でも失敗も多くわからないことも多く、更に会社となると技術の問題だけではなく人間関係も重なってくるので思い悩んでしまいます。

しかし先程も述べたように、教える側や野党側も様子を見ているということもあるし、ほぼほぼの人が同じ感情を抱いて通ってきた道なので見守っているということもあります。

なのでクビ!とか辞めろ!と真剣にいわれるまでは図太く?経験を積むとよいのではないかと思います。自己肯定感が低く自分だけが自分を駄目と思っていることもあるので気にしすぎないように目の前のことを懸命にすると気がつけばできることが増えています。もちろん精神的に病んでしまうほどにならないよう、気をつけてくださいね。

とにかくすぐ判断するのはもったいないけど時間は有限、ダラダラするよりは早い決断をするほうがお互いに良い場合もあります。その時、辞めた先に明るい未来があるのか?どちらもが良い結果になるかを想像してみてください。

材料を傷つけない所作を身につけるにつづく

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