家具職人メールマガジンのバックナンバー

私は無計画に行動を起こし人生の失敗が多く、家具職人になりたいと思ったときもお金がない、むしろ借金があった状態でした。それなのに食えない・女には無理だと言われる世界に飛び込むなんて非常識ですよね。いや、貸したお金が返ってくると信じていたのもあり…。

2017/02/06 13:00投稿分

新生活で家探しをしている人も多いと思いますが、賃貸では、住まいに家具付きというのが非常に多いですよね。レンタル家具やレンタル家電も需要が高いです。最近では仕事も住まいもセットで探せるサービスもあるようです。

恥ずかしながら私は家具職人修行前、風呂無しの文化住宅、家賃15000円に住んでいた時期がありました。日光が入らない暗い家、ネズミの運動会。パンを置いていたら翌朝かじられているという衝撃。

こんな生活なので本来行きたかった森林たくみ塾にも当然いけず、修業することになり引っ越したところが27000円でユニットバス、テレビと冷蔵庫、ベット付きでした。レオパレスではありません。大阪市内で27000円は安かった…。

当時本当に情けないほどお金がなくて底辺の生活だったので風呂あり、ベット冷蔵庫は買わなくて済んで重宝しました(笑)

このように今はさらに家具付き物件が増え家具が売れなくなるといった恐怖は正直あまりなくて、オーダー家具とは違う市場だと考えています。

消費者としてパックになっているほうが助かるし需要もあるというのは素直に感じています。そうやって若いうちは節制しつつも自分で家を持つ、好きな所に住めるようになってからオーダー家具の出番かな~とか思います。

結婚するときに自分で婚礼家具を作りたいと思って、職人の道へ転身したのに今は自分の家、自分で建てたい!に変化しております…
( 結婚して木工で家族を食わせていけるのがプロだといわれたに記載)

これから新生活の方もいらっしゃいますが、急激な背伸びで継続できない無理をするのではなくステップアップして着実に手にしましょう^^

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編集後記

不動産屋に勤めているころは新築できれいな部屋に住んでインテリアにもこだわっっていました。しかし会社をやめて家具職人を目指すことにして生活は一転。でも目標達成が重要で、今の姿は気にせず…いつかは花を咲かせる!っと思っていたので、なりふり構わないという言葉があっているのかもしれません。

で、未だに花も咲かず、枯れ葉のようになっておりますが…。なんとか母と暮らせるバリアフリー介護住宅でかつ将来一人で車椅子になっても暮らせる仕様で広すぎず、ちょうどよいサイズの家を建てたいなあっと強く思っています。いつになるやら…情けない。