令和2年度より二級建築士の受験資格は実務経験が無くても指定する学部卒の学歴があれば受験することができるようになりました。
※まさに私がその対象で、令和3年末にそのことを知り悩みながらも、実務経験無しでも受験できるならもう一度勉強し直してみようと思い立ち、仕事のための前に、まず自分の精神安定のために受験を決意しました。
実務経験が無くても受験資格はあれど、合格後にすぐに二級建築士として登録、活動することはできず、実務経験が必要です。実務経験に該当する例(新旧対照表)を建築技術教育センターにて確認すると、
令和2年の改正で受験資格の変更と実務経験にあたる職種も変更していたのでもしかするとこの機に家具職人も実務経験に含まれていないか…と確認したら、家具職人はもちろんオーダー家具や造作家具の現場取付も実務経験とは認められていませんでした。そりゃそうだ。
家具職人は20年ですが結局建築の実務とは認められません。当然だし、もしこれで登録できて二級建築士としてすぐ活動するのも危ういですよね。人さまの大切な命や財産を守るための仕事なので経験の積み重ねは本当に大事です。ということで受験後合格した場合、登録したい場合には、実務経験の条件である職種に転職する必要があります。
私の場合、とにかく受験勉強することが日々自分を保つ意味があり、その後のことはまた考えますが、田舎で福祉住環境コーディネーターの知識も活かしながら介護リフォーム・家具製作などの仕事から始め直したいと考えています。
また、宅建士もあるため空き家調査やおひとり様高齢者などさまざまな田舎の困り事のサポートができるようなことなど、今は点と点と点とバラバラに、種まきしていますがいつか線となり円となり花が咲いたら良いな。
っという妄想が今の落ち込んだ自分の支えです。