二級建築士の日本建築史・和室の部材はインテリアコーディネーターの応用

二級建築士の計画の最初の方の問題には西洋建築史・日本建築史・近代建築史などの出題傾向が高いですね。

その中で日本建築史の書院造にある和室の違い棚・床の間・付け書院・帳台構があります。敷居、鴨居、長押、雑巾摺、畳寄せ、床柱、欄間、などざまざまな部位を把握しているかどうかが問われたり

敷居と鴨居は木表側に溝をつくか木裏側に溝をつくか?答えは木表側に溝をつきますが理由としては木表側に凹に反るからで、逆にすると溝の高さ方向が狭くなり建具が詰まって動きが悪くなるからです。

この木表木裏や雑巾摺、畳寄せは大工さんに部材を渡す為に加工したり、家具にも天板と壁の間につけることもあるから用語は記憶しています。

また母型の実家の和室が書院造の説明に使われるイラストとほぼ同じなのでいつも田舎に帰った時の部屋を思い出すのでなんだか好きな質問です。

またインテリアコーディネーターの試験問題にもあるから重ね重ねの勉強になるから比較的点数稼ぎ出来るから出題されて欲しいなあ(笑)

ちなみに田舎の和室には欄間があり、子供の頃はなんとも思っていませんでしたが、しっかり和風建築の王道の家屋だったんだと思います。