喫煙率が高い建設業・資格試験の為に禁煙のススメ

建築業は喫煙率が高いといわれますし、実際に私が携わってきた仕事の現場や設計士さん、職人さんなどほぼほぼ喫煙者だったのではないかと思います。(今は吸っていないけど過去喫煙者だった人も含む)

若い人は喫煙率が低いから関係ない話かもしれませんが、もし建築士の試験を受験する40代以上の方で喫煙者であればできることなら禁煙をお勧めします。

なぜなら

  • 試験時間が6時間に及ぶ
  • 試験会場が全面禁煙が多くなっている
  • タバコが吸えないイライラでコンディションが崩れる
  • 喫煙所探しで無駄な体力と気力を消耗する
  • 試験後半で集中力を失う

等の理由で、例えば自宅で1時間ごとにタバコを吸いながら勉強している場合に試験本番ではタバコが吸いづらい環境ができているので(特に試験会場が大学などの学校では喫煙所がないこともある)、自宅を出てから会場までの間の喫煙可能なカフェを探して一服するだけの為に寄り道したり、吸えない場合には集中力が保てなかったり、イライラしてしまいます。

隠れタバコをしたり人目の付きにくいところでアイコスなど使用した場合には吸わない人には臭いがわかり不快になるので、モラルとしてルール違反は避けるべきです。

またタバコで下記の様なメリットを感じている人もいます

  • 集中力を保っている
  • イライラが軽減できる
  • リフレッシュできる

などといったタバコを吸ってニコチンを摂取すると集中出来たりイライラが解消出来たり気分転換になるというもの。しかしそれはタバコを吸っているからニコチンが欠乏した時に集中力を失い、イライラが募り、それをまたニコチンで解消しているのですが、ただぐるぐる回っているだけで本質的な解決に至っていないのです。

タバコを辞める気がない愛煙家には禁煙を勧めてもとても厳しい道のりで、自分にタバコがいらない、と思えない限り禁煙は難しいのですが、禁煙セラピーはタバコが必要ないと気づき、我慢して辞める方法ではない自主的禁煙の内容となっているので、辞めたいと思っている人には良い書籍だと思います。

ちなみに、誰もが簡単に禁煙成功するわけではなく…禁断症状・離脱症状が発生し、めまいや頭痛、イライラなどに見舞われるので禁煙すると楽しみが減ると思っている場合には禁煙は難しいでしょう。

タバコを吸う時間を1本あたり5分としたら一日一箱吸う場合に20本×5分=100分喫煙に使っている時間です。これを勉強に回すことが出来たら睡眠時間を減らすことにはなりませんよね。

ただ試験直前に禁煙するよりは受験まで3ヶ月以上ある時に始めたほうが本番のコンディションが良くなります。


読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー

マンガで読む禁煙セラピー

これは禁酒にも言えることで、お酒を飲んでから勉強しても脳のパフォーマンスが落ちるので非常にもったいない勉強の仕方です。試験までは禁煙や禁酒を取り入れてみるのも良いですね。