本日は私の本業であるオーダー家具製作にて、オーダー洗面台の製作に携わりました。
オーダー洗面台製作を横目に母や自分が車椅子になった場合を想定して自立して生活するためにはどういう仕様で洗面台をDIYするかマイホーム妄想…
若いときはおしゃれでかっこよくて無垢で…など見た目・デザイン重視でお手入れや使い勝手は二の次でしたが今は自立してストレスなく暮らすための住環境にしておきたいと元気なうちから考えています。
- 天板と洗面ボウルを壁から金具で持たせ下台の側板と扉を無しにする
- 側板をパイプ分だけの最小の薄さにして足や車いすのフット部分が当たらないようにパイプを隠すだけのパネル扉を取り付ける
- 汚れにくく掃除をしやすい材質にする(人の手を借りて掃除をしないといけない状況を避ける)
- 車いすに座ったまま清掃道具や洗剤など手に取れる位置に壁面収納を設ける
- ソフトクローズの引き戸やプッシュオープン引き出しなど手の力が低下したときにも自分で開閉できるように金物を活用する
- キッチンも同様
仕事をしていくうえでいろんな仕様を見ることが続くと、あれもいいなこれもいいな、あれはダメだななどなど考えや妄想がころころ変わるのですが、根本的に車いすになった場合、半身不随になった場合などを考えていることに間違いありません。
福祉住環境コーディネーター検定試験の勉強で得た知識も織り交ぜながらマイホームだけでなくお客様にも反映できればと思います。
“オーダー洗面台を製作しながら車いす用洗面台DIYを考える” への1件のフィードバック