脳梗塞の後遺症で左足と左手が麻痺している母、そのリハビリの一環で理学療法士の先生がちぎり絵を薦めてくださり、老健に入居中に介護士さんと一緒に始めたことがきっかけで、今でも続くリハビリ作業の一つになっています。
最初は確かクリスマスツリーだったのですが背景もツリーも派手にしてしまい手のリハビリもだけど美的センスがないなあっと母と笑った日から何度かもうやめたいということを経て徐々に配色まで考えることができるようになりました。
とはいえ、飽き性っぽいところもあるので継続できるために例えばこのような感じで好きなキャラクター(公式サイトに塗り絵の配布がありダウンロードしたもの)を仕上げることでモチベーションをキープすることもありました。
母が欲しいということで本も買いました。
どちらも結局自宅で一人だとする気にならないようで、デイサービスで課題を準備してもらってリハビリ時間にしているようで、作品を持ち帰ってきます。
手のリハビリでちぎり絵をする別の効果
脳梗塞の後遺症により左手のしびれを抱える母の手先のリハビリが目的ですが、ちぎり絵に没頭することで高次脳機能障害による集中力の低下や気力の低下をフォローすることができる良い効果があります。
また、季節の花やイベントの飾りなど四季を通じた作品に携わることで暦を感じたり、動物や景色などどのような配色にするかを考えるようになり(植物図鑑など買いました)手だけでなく脳トレにもなっています。
ただ、疲れやすいことを気力でごまかしている面があるので気づかぬうちに疲労がたまり睡魔や肩こりなど体調管理には注意する必要もあります。
母のちぎり絵や折り紙手芸などに関する日々は時折メインブログにも投稿していますし、母専用のインスタグラムのアカウントを作ってみるに堪えない初心者のころの作品も成長記録だと捉えて投稿して残しています。
ちぎり絵の延長で折り紙手芸をすすめられ、今度はそちらにどっぷりはまるようになりましたが、最初は何度教えても教えても忘れてできず、逆に差すことも多く、用事をしているのに1回1回確認してくるので私も厳しく拒否してしまうこともあり…(高次脳機能障害で確認しないと不安という症状もあるらしいのを後で知りました…。)
ゆとりがない自分に反省しつつ、一人で土台が作れるようになったりと成長が見え、できることが増えたことに喜びを感じています。
- オーダー家具見積もりと製作の受付制限と折り紙手芸
- 脳梗塞の高次脳機能障害と折り紙手芸・細工
- その他Twitterやブログに写真のみ掲載しているものもあり