仕事中に母から又隣のおばあちゃんが亡くなったとメールが届きました。え?昨夜元気に挨拶交わしたのに何が…
又隣に住む80代のおばあちゃん、旦那様も数年前に急死し、子供も兄弟もいないため、甥っ子姪っ子などもいない本当におひとり様で暮らしていました。それでも隣のおばあちゃんやご近所さん等と毎日顔を合わせていることと、最近、週に数回デイサービスにいくようになったので安否確認はできていました。
私も仕事を終えて18時頃に帰宅するときにとなりのおばあちゃんと立ち話をしていることが多く、昨日もあいさつを交わしました。晩だけでなく、朝もほぼ毎日同じルーティーンなので、家の前の掃除をするときに出てこなかったことを不思議に思った隣のおばあちゃんがインターホンを鳴らすもお返事がないことを心配し、私の母にも声を掛けてきたみたいで、町内会長さんに言って中に入って確認してもらおう、っということになりました。
町内会長さん、そして通っているデイサービスに連絡をしてケアマネさんも一緒に立ち会ってもらい中に入ると、お風呂の中で意識がなくなっていたようで、救急車を呼ぶところ、もうお亡くなりになっているので警察が来たようです。
どうやって中に入ったのか?ということですが、おひとり様ということもあって、町内会長に自宅のカギを預けていたのです。これってすごく貴重なことで信頼関係が無いとなかなかできないことですよね。私だったら他人に鍵を預けるのって躊躇します…でもおひとり様老後は確実なので信頼できるご近所さん、安否確認できる人間関係は大事だなあっと気が引き締まりました。
ただ、今回、ヒートショックではないかということ(立ち会っていない為私は詳しいことは聞けていない)であれば、心肺停止した後の時間って限りがあるので悲しい結末となってしまったことは完璧なおひとり様老後対策ではないですが、夜の出来事で朝には気づき、早めに見つけることができたという点では良い対策をしていたのだと思います。
母にもお風呂入る前に風呂場を温めることや脱衣場にヒーターをつけて風呂上がりに温かい空間にしておくことなど口酸っぱく言ってることを守ってくれないこともあるので不安が募りました。改めてくぎを刺してお風呂の入り方などを説明しました。
そして自分も仕事で身体が心底冷えきっているままお風呂に入るのでまずはシャワーで洗い場を温めてから、を心がけてはいますが自分も万が一があるので将来的にもずっと気を付けます…ちなみに私は元々シャワーしかしない派だったので母がデイサービスでお風呂入る日は、私だけなのでシャワーだけです。
ヒートショックは注意点としてよく聞く話であれど身の回りにいなかったこともあり実感が少なかったのですが、身近に起きると本当に本当に気を付けなければならないと痛感しました。
また、おひとり様老後対策としてこのおばあちゃんは、町内会長さんに鍵を預けていたこと、そして毎日同じルーティーンで近所づきあいがあったことによりすぐに異変に気付いたということは、この記事を読んでくださる方にも役に立つ情報(鍵を預けるのは要注意ですが…)と注意喚起になると思うので記載させていただきました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
もし認知症になったら?当たり前にできていたことも思い起こせないこともあるようなので日常生活をスムーズにきれいにする習慣化と癖付けは無駄な行為かもしれませんが、続けていこうと思います。