介護日誌をつけるメリット

デイサービスにはお世話になっていますが家庭内ではワンオペ介護の私。最近では私に万が一があり誰かに母の介護の引き継ぎがある時や、介護認定更新の下資料のために日々のことと母の変化の様子(改善と悪化両用)と、私の吐き出せない感情をメモ欄に書く毒吐きノートを今朝思いつきで仕事前に作りました。

リハビリや脳トレの区分を忘れましたがとりあえず書き込みをスタートして改訂して介護日誌を使い続けようと思います。

介護日誌をつけておくメリット

まだ始めてませんが家族が介護に非協力的、介護の苦悩を理解してくれない悩みを一人で抱えている人にはこのようなメリットがあると想定しています。

自分が病気や先に死亡した時に日誌が役に立つ

私が先だった際、他の家族が母の介護をするか、施設に入れるかはわかりません。ただ母の性格や日常生活の癖やルーティーン、できることできないことを記載しておくと引き継ぐ人に役に立ちます。

特に身内の場合、元気だったころの母を基準としていることと、高次脳機能障害で見えない障害による困りごとをくみ取る能力が必要になり、理解できない場合には母の変化した現状にとてもいらだって怒ってしまうこともあり得るからです。

介護認定や認知症検査の参考資料になる

介護認定の更新の際に、本人はピシッとして大丈夫だと嘘をつくことあり、その姿での判定で本来受けるべき介護度より軽い判定が付くことがあるとよく聞きます。また認知症を疑い検査をする際に日常生活の記録を見てもらうことで専門家の診断の参考にもなるのではと思います。

書くことで気持ちの整理ができる

介護の悩みは尽きません。私が未熟なことが悪いのですがどうしても片付けや掃除、身だしなみに関する項目が母にはもう欠落していて掃除をする、元に戻す、ごみを捨てる、洗い物をする、などといったことの意識がなくて毎日毎日汚い空間になってしまうことについて我慢しています。

最初は黙って片付けていましたがイライラが爆発して怒ってしまったり、小言や嫌味を言ったり自分の心の狭さにうんざりして嫌気がさすこともとても多いです。今は母の食事や掃除やゴミ捨てに関して全く手を出さずリハビリ兼ねてもあり自分でするようにしてもらっていますが、言われないとできないので毎日同じことを言うストレスがあります。

こういった葛藤に関しても日誌に書くことで誰かに話した気持ちになり整理することもできるので落ち着けるのではないかと期待しています。

振り返りができる

リハビリの成果、制作した手芸、美味しいものを食べたり出かけた思い出、体の変化、できることの増減の比較など、母と過ごした日々を振り返りながら懐かしくなったり、精神的な良い効果があると思います。

介護に非協力的な家族に介護生活を伝える手段になる

介護をしたことがない、介護をしたくない、病気への理解がない、などといった身内がいる際には苦悩を話してもわかってもらえないし、逆に否定的なことやきれいごとを言われるので何も相談できなくなってしまうこともあります。

介護中の苦悩を理解してもらう手段になる

介護をして欲しいというのではなく、ただただ介護生活がどのような日々か、容体がどうか?がわかってもらえるだけで気持ちが楽になります。それを会話で伝えようとしてもうまく伝わらないし話を被されて聞いてもらえないこともあるでしょう。

特にたまにしか来ない身内だと片付けできていない部屋を見ると掃除してあげればいいのに、ご飯の準備や洗い物をしてあげればいいのにっと介護者家族にダメ出しをすることもあります。家事を自分ですることがどれだけリハビリや脳トレ効果があるか、自立することが本人の為であることの意識の欠如で理想論を言われます。

そういった場合には、日誌を時間がある時にさかのぼって見て、といって知ってもらう手段にすることもできます。

自分の心を保つため

個人的にはメモの部分に自分の感情を書き綴るつもりです。普段介護に関しての悩みは周りに言わないので自分と会話し、精神を保つためです。ブログではなく紙のノートにするのは本音を書くことと理解のない身内にいつか知ってもらう目的です。腹黒い自分の嫌な面ですね。