オーダー家具の本棚についてのポイントと注意点
本棚のオーダーは非常に需要が高いです。
- オフィスの本棚
- 一人暮らしの本棚
- 書斎の本棚
- 子供用の本棚
- 文庫本・コミック本収納
- 学校や保育園や病院・公共施設
などそれぞれ見合ったサイズでの
本棚のオーダー製作依頼があります。
オーダー本棚を選ぶ際に重要な注意点とポイント
オーダー予定の本棚が、
- 個室で使うものか
- 大人が使うか
- 子供が使うか
- 不特定多数の人が集まり、利用頻度の高い場所か
- 壁面本棚にするか間仕切りタイプにするか
- ワゴン式で押入れやクローゼットに片付けるタイプのものか
それによって材料の選び方や形が変わります。利用頻度の高い所は硬質の塗料を使う、もしくはメラミンやポリ合板にするなど耐摩耗性、耐久性の高いものを選び傷がつきにくくする必要があります。
通常インターネット通販の組み立て式の本棚などはプリント化粧板を使うことが多いため、通常の仕様ですと問題はありませんが使用頻度が高かったり、多くの人が乱雑に扱うところですと傷がついたり塗装がめくれたり合板のプリントが剥がれたりして見栄えが悪くなります。
オーダーをするということはサイズを決める必要がありますね。その際に、外寸も大事ですが、有効内寸も把握をして、収容量を考える必要があります。薄型の本棚がいいと言ってとりあえず薄くした場合、外寸で計算すると、家具の背板の部分を引くのを忘れて、本が棚からはみ出た感じに収納することになり見栄えも悪い上に落下しやすくなります。ですから収容する本のサイズをまず測り、
必ず必要な内寸を伝えましょう。
参考までに本のサイズ表を記載します。
あくまでも規格のサイズですので実際の本を計測して下さい
- A6判…文庫本など10.5×14.8
- A5判…教科書や雑誌など14.8×21
- A4判…写真集や雑誌、書類など21×29.7
- B6判…単行本など12.8×18.2
- B5判…週刊誌や雑誌など18.2×25.7
- B4判…写真集や画集・カタログなど25.7×36.4
これに本の厚みが加わりだいたい全体の幅や棚の段数が出ますね
そのサイズが実際に置くスペースに設置できるかということを考えます。
この時、本棚の間仕切り板が入る場合は間仕切り板の厚みを引くことを忘れないようにしましょう。
棚板にも耐荷重があります。
あまりにも重いものを乗せると
棚板のたわみの原因になります。
棚板の荷重を多くするには
- 集めの材料を使う
- 芯材を強いものにする
- 無垢板もしくは集成材など1枚板にする
- 1枚あたりのスパンを長くせず間仕切りを入れる
など棚の質を良くしましょう。
通販の既視品などでは
プリントMDFのフラッシュ構造が多いため
重すぎるものを乗せると
時間が経過するとたわんできます。
オーダーするからには棚の素材にも
気を配ることをオススメします。
インテリア通販やホームセンターの量販店の既成品の本棚は通常使いには問題ありませんがオーダーをお考えの際は材質の相談を家具屋さんに相談して使用頻度や収納する本、求める品質のバランスを考えて最終的にはご自身で良い選択肢を決定して下さい。本棚に関する不安や疑問点がございましたらご相談下さい。⇒ ご相談フォーム
この記事がお役に立てばシェアして下さい