二級建築士の施工・タイル工事がちょっと腑に落ちる

二級建築士の試験合格の呪縛から逃れつつ、やるからにはと勉強の歩みは止めずに試験に向けて知識を身に着ける努力はしていますが、聞き流しで施工について聞いても聞いても頭に入らなかったのに急にタイル工事のことが腑に落ちました。密着、圧接、積み上げ、接着、それぞれ貼る順番や時間、一日に貼る面積など決まりがあることを今更知りました。

現場で時間がなくとも養生時間や、積み上げ高さのルールを守るなど、天候によって工期が延びる恐れがあることなど身に沁みますね。

左官に限らず塗装もですが、せっかちや焦らせること、煽ることをすると良い建物は出来ないということ。私は家具なので本当に最後の帳尻合わせで検査に間に合わせるためにめちゃくちゃバタバタするし予定通りにいかないのできちっと決めておくことからフットワークを軽くする余力も持たないといけない、

余力があっても寸法変更で作り直しの時もある、そうなるともうやっつけ仕事みたいなことになってしまいますが左官工事のように養生時間がある材料で家具を作っていないので急いでいるのに何もできないというこぶしを握る待ち時間にならないのはちょっと救いです。

ただ、そのバタついた現場で床や壁がまっすぐじゃないと現場で合わせる時に苦労するし時間が無いとコーキングだけで済ませることもあり、後から見たら扉に充て傷があったりすることもあり、クロス屋さん同様、他の業者が後から補修や補足に入った時に道具をガツンと当てられることもある。

逆に私たちももしかすると左官屋さん等の養生期間の時に通常は立ち入り禁止になっていますが現場によっては立ち入り禁止のアピールが弱く、知らずに通って風により不陸を直す材料がササっと流れてしまうのかもしれない(そういうものがあるのを勉強で知った。窓を開けて風を通してはいけないらしいですね)町でもお店の改修などで養生中のモルタル部分にコーンとポールで囲っているのにかかわらず、足形が付いているのを見るとガッカリしますよね。

やはり全般的な他業種の仕事のことも知っておくべきだなっと痛感します。みんなが知っているとお互いの事情も分かるのでトラブルも減るのではないでしょうか。施工で足場のこともちょっと学び、なんにでもきちんと決まりがあることを知り、知らずにバイトや発見でその日限りで作業をやっている末端にも説明して作業してもらうべきだと感じます。言っているけど理解してもらえないだけかもしれませんが…。

さて、今夜は法令集を初めて引きながら問題を解くという勉強できればいいなと考えています。