物忘れとリハビリ料理対策に使用したホワイトボードの効能

母の介護が始まった当初は人に食べてもらう料理を作ることがとても苦手な私がご飯を作っていましたが、(私が作ったものは食べないなどのストレス回避もあり)脳梗塞の手のリハビリには家事をすることが一番良いとのことなのでデイサービスに行かない日は母自身が自分で食べる料理だけは自分で作るようにしてもらおうと決めて、食材だけは事前に買いそろえたりリハビリウォーキングがてら買い物に行って自分で購入したりとする毎日。

冷蔵庫の中身が把握できず賞味期限が切れたり買ったものを食べるのを忘れるなど、認知症なのか高次脳機能障害なのかADHDなのかははっきりしていませんが、とにかく整理整頓ができないことでの時間やお金のロスも多く、悩みに悩んで物忘れ防止と冷蔵庫の中身把握にホワイトボードを貼ることにしましたが、その効能は大きくありました。

冷蔵庫にあるものをホワイトボードに記載して使ったら消す、買ってきたら書く、買う予定のものは赤ペンで書くことにしました。そうすることで頭の中に記憶できなかった食材など冷蔵庫の中身が把握でき、作るものの計画が立てやすくなり、さらに腸や脳に良い食材リストをパソコンで作成したものをプリントアウトして毎日使った食材をチェックすることも追加しました。↓

脳に良い食材リスト
脳に良い食材リスト

今まで私が作っても食べ残して捨てたり、うるさい!っと怒っていた母(過去ブログでも何度かこの悩みで弱音を吐きました)が、この日からなぜか野菜や食べてほしい体に良い食べ物を積極的に取り入れるようになり、お菓子を食べる量も減ったのです。どうやら母は口に出していうよりはわかりやすく書いたものを見る方が伝わりやすく行動に移しやすいようです。

デイサービスが休みの日に煮豆を作ったり、野菜を茹でたり魚を焼いたりと本来食べてほしくて私が食卓に並べていたけど食べなかった料理を、元気だったころのように自分で作るように復活しました。うれしい。

あとは…作るだけでなく片付けや掃除ができると助かるのですが…。多くは望まずに黙ってギトギトになったコンロ、びしょびしょになった床の拭き掃除、開封した袋の切れ端や食品トレイや出しっぱなしの調味料を片付けて掃除をしていきます(笑)

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