サ高住や有料老人ホーム・デイサービスの下足入の製作しながら考える事

私の仕事はオーダー家具製作です、介護の関係で自営のお仕事を休止して今は木工所に手伝いに出向いています。そこでは老人ホームやデイサービス、病院や保育園などの家具を作ることもよくあり、今回また下足入れを製作しました。

この下足って、有料老人ホームや障がい者シェアハウスやグループホームなどの場合は『いってきます』『ただいま』という声が聞こえ、デイサービスやデイケア、病院や保育園などは『おはよう』『さようならまた明日』という声が聞こえますね。

同じ機能を果たす下足入れでも、いつも製作するときに思い浮かべて空想する使い手さんの様子が変わります。どちらが良いのか?その人の状況や環境にもよるし、人によって仕方なしにとか我慢しているとか、帰りたい、帰りたくない、楽しい、助かっているって色々あると思うのです。

そんなこと考えながら製作しているのですが共通しているのは触って危なくない安全な仕様で、さりげなく生活をサポートする製品であること。毎日の暮らしの困りごとなどを心身ともに裏方で補助できるといいなと思いながら、健康体で仕事が続けることができるよう気を付けています。

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