
先日、お隣のおばあちゃんに頼まれて救急車を呼びました。その体験からお一人様老後対策を記載します。
私は毎朝仕事に向かう前の5時過ぎに家の前の掃き掃除をします。日によって早起きした隣のおばあちゃんも出てきて挨拶を交わします。
その日も咲夜、救急車が近くに停まったけど誰だったのかな?気をつけないとね、と会話をして一旦家の中に入り仕事に向かう準備して朝ごはん食べて家を出たら、
隣のおばあちゃんが出てきて『ねえちゃん、しんどいねん』と胸を押さえて呼び止めたので『いつもと違う感じ?救急車呼んだ方が良い?』と聞いたら
『昨日も胸がおかしくて病院に行って、高血圧だから薬もらって今朝は下がってたから掃除に出たけど胸が苦しいねん』
というので、とりあえずお一人様おばあちゃんだからこのまま仕事に行くわけにもいかないため、おばあちゃんの様子を見て救急に電話して相談して来てもらう手配しました。
その隙に町内会長の家まで走って行って事情話し、救急車待っていたら救急車がついたと同時に町内会長さんが着替えて来てくれて、病院付き添いを代わってくれるとのこと。
私は救急隊員さんにお礼とお願いをして、町内会長さんにもお願いして仕事に向かいました。
仕事に向かう途中、『おばあちゃん、私にしんどいねん、苦しいねん、って言えてえらいなあ』って思いました。
お一人様になると、周りに『助けて』って言えるのはとても大事な環境とスキルだと思います。
今の私の場合だと、誰かに助けてと言えず、身内に電話して頼ることもせずに孤独死すると想像します。(実際なってみないとどうかわかりませんが)
今回、お隣のおばあちゃんのように『助けて』と言える下町文化の良さも改めて実感しました。
結果、無事に落ち着き大事に至りませんでした。離れて暮らす息子さんが亡くなって49日過ぎた頃で実質的に落ち着いたのもあり、急に心労と不安が募ったのもあり、頼れたのかもしれません。
頼れるスキルは大事ですね。人に頼れない自分の人付き合いや人間性も省みることができました。
もし認知症になったら?当たり前にできていたことも思い起こせないこともあるようなので日常生活をスムーズにきれいにする習慣化と癖付けは無駄な行為かもしれませんが、続けていこうと思います。