片付けでついで防災

ホームセンターダイキさんに行った際に見かけた無料冊子『pacoma』の表紙に目を引くフレーズが…。それは…とその前に。今回の記事は片付け問題でただの愚痴やストレス発散に思えるような内容になっていますが、愚痴ではなく同じ境遇の人に伝わりやすくするために記載しています。

『片づけでついで防災』

片付け、整理整頓って家庭内事故を防いだり、時間を無駄にしない日常生活を送る上でも避難時にもとても大事。私の場合仕事場でも片付けに神経質になっていて、片付けや整理整頓ができていることで怪我無くスムーズに時間を無駄にせず仕事が進むと実感しています。

その性分を家でも引きずり、特に脳梗塞の後遺症が問題ではなく子供の頃から片付けられない病気ではないかと疑いをかけているモノを定位置に戻せない母につい日々口うるさくしてしまい、自己嫌悪だから他から力をお借りして伝えたくてお持ち帰りしました。

読んでくれるといいのですが、渡して数秒後には無意識に床にポイっと。これこれ、、、こういうところがイラっとしてしまうからやめて…と思いながら『床に物を置いたら躓いたり滑ってこけるから片付けて』っと何百回言ってきたかわかりません。今までも危機感や恐怖心を持ってもらうと伝わるかと思い『避難時に持ち出す荷物がぱっと出せたり、通路に障害物があると逃げ遅れたり怪我をするから片付けて』といっても治らない…

娘に言われるから批判や否定されていると捉えて嫌なのかな?と思い他人のお力をお借りしようといろいろ試行錯誤していますが根本的に片づけができない人はどのような言い回しで伝えても行動が変わるのは難しいなと日々思い悩んでいます。あきらめて全部してあげたら?という声もありますが、そうすると本当に本当にゴミ屋敷でご飯もごみの上で食べそうなので毎日何回も同じことを繰り返し言ってしまいます。

こんなに同じことを言われ続けて嫌になるから言われないように片付けしようという気持ちになれないことも私からすると不思議なのです。

  • 新聞やチラシが散らかっているよ
  • ゴミがゴミ箱からあふれているよ
  • 飲んだ後のペットボトルは分別してゴミ箱に捨ててね。
  • 食材が入っていたトレイやフィルムや袋をごみ箱に捨ててね
  • 食べたあとのお皿は下げてすぐに洗ってね。
  • こぼした(汚した)ら拭いてね。
  • 床に落ちたくずを拾ってね

これ毎日のことで、優しく言うようにしたら初めて気が付いたようにして自分で片付けするときもあるのでやはり片付けるという脳や意識や配慮がない(高次脳機能障害かADHDか認知症かわからない)だけであり悪意があるわけではないのだとも理解するようにしています。(私が言い方が悪いときはうるさい!って逆切れされて片付けしません。汗)

怒ったり代行したりすると気が晴れるかもしれません。しかしそれは自立の弊害になります。どんどんできないことが増えるリスクを強めるだけです。だからこそ見守りって本当に忍耐力がいる~。そして自分も同じ遺伝子を持つ親子として片付けできない人になってしまわないようにすごく強く意識をして整理整頓に勤しんで生活したいと思います。

追記:片付け問題に悩んでいた私にとても役立つ書籍を読んでとても楽になりました。高次脳機能障害や発達障がいで片付けられない家族を持ち、同じ悩みを持つ方にはお勧めです。