今日は脳梗塞のリハビリを兼ねてライオンのマスコットを制作していたようで、いびつですがかわいいライオンで次はインコとフクロウを作ってもらうようにお願いしました。フクロウは不苦労として苦労をしないという幸せな象徴でもあるようなのでゲン担ぎです。母は気分にも浮き沈みがあるので気を損ねないよう手探りですが何とか継続して田舎で在宅の手仕事になればと練習中。
使用したテキストはこちらです。
ちくちく縫って、とびきりかわいいフェルトのほのぼのマスコット (レディブティックシリーズ)
母は脳梗塞で倒れる前、もう40代前半の頃から鬱に悩まされていて子供である私や家族全員までも影を落とす日々でした。あの頃には絶対に戻りたくないし、あの頃から自分はうつ病にはならないと思ったほど困って悩んで悲しくて辛くて時に嫌悪感や絶望感を抱いていました。あの頃の経験があるからか、脳梗塞後のうつ状態にもとても敏感でどうにかこうにか障害受容をして前を向いてもらうことを強く意識してしまうのです。
だから、手のリハビリに関してあの本が欲しい、この本を読みたい、折り紙手芸やろう、漢字検定受けてみよう、ちぎり絵をやろう、パッチワークをしよう、スクラッチアートをしよう、そして今はフェルト手芸、としようと思うことをどうせすぐに飽きて辞めてしまうと思っていても、憂鬱になる暇がないことを期待して投資してしまうのかもしれません。
デイサービスがお休みの時に家でちぎり絵の見本にする花の写真や脳トレアプリを入れてリハビリ生活の補助なればよいなと思って自宅だけで使えるスマートフォンを購入していろんな気になることを検索していますが、よく居眠りをするので見逃したドラマを観たり、YouTubeの見方を教えたりしているうちに、今はおひとり様カラオケをしています。
なぜだか、歌ってる声が聞こえるととても安心するのです。あと、テレビの時も、声を出して笑っている声を聴くとほっとするのです。笑ってる、歌ってる、ということはその時は心が落ち着いている証拠だと捉え、一般的には当たり前のことかもしれませんが子供の頃から笑顔が消え朝が来るのが怖くて、生きているか?起きられるか?という不安を抱えたスタートの日々と比べると大きな変化なのです。
私が田舎に母と暮らせる居を構えて車を持ったらドライブしながら車中で思いっきり歌ってもらいたいなと、目的がもう一つ増えました。