福祉住環境コーディネーター

オーダー家具職人や自然観光ガイドとして田舎暮らしをする私に訪れた介護生活。仕事も住まいも一時離れ、在宅介護を希望する母のサポートをして3年経過、様々な悩みを経ながらようやく自分の人生も考えることができる段階に戻りつつあります。

親の介護10.うつ状態・ひきこもりから介護と仕事を両立できるまでの続きです。

実は介護が始まる時から、仕事と介護の両立を目指して介護ご飯とか介護生活についてつづるブログを書こうと別でドメインを取り、最初は何記事か書いていくも精神的にも書く気力が持てず、作ったご飯も母が食べてくれない(私が介護で役立たずだとネガティブになった大きな要因でもある)などの問題もありドメインを1年で捨てましたが、介護うつ状態から心が晴れやかになったことで始めたことが福祉住環境コーディネーターの独学です。

福祉住環境コーディネーターを目指した理由

母の介護がきっかけではありますが、もともと私の本業であるオーダー家具職人という仕事は、家具を通じて

  • 気持ちよく過ごす空間の裏方
  • 不便や不満を便利、快適にする
  • 生活導線や仕事の生産効率を上げる
  • 困りごとを解決する
  • 時にメンタルをサポートする

は肝に銘じており、たまたま家具だっただけで不便や困りごと(家具でいうとコミュニケーションスペースの確保、片付けや整理整頓、作業効率アップ)を解決、提供するのがあらゆる産業に通じていると考えています。

甥っ子の机のDIYで再確認・オーダー家具職人が考える仕事の役割とは?

家具職人のお仕事ブログに記載

母の実家で祖母が足腰が弱まり玄関の上がり框の踏み台を設置したり、ほぼ寝たきりになった際に、介護ベッドの高さから観やすいテレビ台をDIYしたら喜んでくれ、祖母からは家具職人を反対されていたことが認められた気がしてもやもやが晴れた経験がずっと心に残っていて、

母の介護でも片付け用の棚や祖母と同じく介護ベッドから観やすい高さのテレビ台の製作をしましたが『在宅生活が楽になる・助かる』ということは介護者・介護者家族の心も救うと思い、これをもっと仕事に取り入れることができればと考えた時に、福祉住環境コーディネーターの知識に深く興味を持ったのです。

家具職人を反対した祖母に作った介護ベッド用のテレビ台の思い出

福祉住環境コーディネーターの独学

本屋さんで売られている本に限りがあり2級と3級の出版社が違っていますがネットでなら購入しやすいですね。私には音声講義付きが役立ちました。


福祉住環境コーディネーター検定試験 2級過去問題集2020年版

福祉住環境コーディネーター検定試験 3級過去問題集2020年版

過去問テキストを購入して当初5月に開催の福祉住環境コーディネーター検定試験を受けようと思いましたがコロナウイルスの影響で開催中止になったので11月開催分を受験することにしました。

当初3級と2級を同日に受験するつもりでしたが、受験申し込みが始まる少し前から仕事の手伝いが多忙になってきたので勉強する時間もないしやめておこうかなと思いました。しかし今この気力の回復のチャンスを逃すとまたダラダラと落ち込んでしまう気がして奮い立たせていきなり2級のみの受験申込。

介護と仕事の両立だけでも時間が限られているのに、勉強時間の確保もするとなると過去の自分が短時間睡眠で仕事に奮起していた時のように夜中か朝方に独学するしかない、でも仕事の時間も長くなり帰宅後にバタバタと家事。これ以上体調が悪くなるのが怖くてなかなか勉強リズムを取ることができず、テキストを開くこともなく時間が過ぎましたが、直前から慌てるように朝4時から6時に過去問を解いて解説を学び、木工所の移動中に、e-learningで過去問解説を聴いてと隙間時間を活用し始めました。

検定の合否抜きに役に立つスキルを身に着けたい

勉強すればするほど自分の無知を思い知らされながらも仕事に活かせる知識もたくさんあり、どんどんはまっていきました。

検定の合否関係なしに、人に役立つアドバイスができるように意識をして勉強をしました。試験合格のためだけの勉強よりも、その先の未来に人々の暮らしを支えることができる妄想をするだけで意欲や吸収力がアップしました。やはり何でも人を想うと力が発揮できて、結果自分のためになるんだなと実感します。(Twitterのプロフィールにも記載しています)

自分のエゴであり誰も求めていないかもしれませんが私は高齢者や障がい者がADL(日常生活動作)の自立した生活をするためには住環境は大きな問題だと思います。今後ももっと知識と経験を身に着けて、少しでも在宅介護生活でのストレスや不便や悩みが解消できる補佐・自立支援ができればと愛情持って精進します!まずは自分の住む拠点とする田舎からできること増やしたいです。

結果⇒福祉住環境コーディネーターいきなり2級・独学で合格しました


福祉住環境コーディネーターの検定のための勉強をして合格しても、その後、実務で個人個人に対応するために勉強したことを活かすにはさらに深く習得する必要があるので常に知識と経験を積むことが大事だと、自分で日々勉強を重ねています。独学時に購入したテキストの特典音声講義は今でも移動中に聴いています。

2023年福祉住環境コーディネーター独学にお勧めテキスト 【PR】


福祉住環境コーディネーター検定試験 2級過去問題集&実力テスト2023

福祉住環境コーディネーター検定試験 3級過去問題集&実力テスト2023

こちらは3級です。

福祉住環境コーディネーター検定試験3級公式テキスト

福祉住環境コーディネーター検定試験2級公式テキスト

福祉住環境コーディネーター検定試験1級公式テキスト

「福祉住環境コーディネーター検定試験®は東京商工会議所の登録商標です」