ヤンキー君と白杖ガールに学ぶ視覚障害者の住まいと暮らし

2021年10月期のドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』は杉咲花さん演じる盲学校に通う色と光がぼんやりわかる程度の弱視(もともと弱視ではなかったので、見えている世界も知っている設定)のユキコと杉野遥亮さん演じる地元でも有名な札付きのワル『黒ヒョウのモリ』ことヤンキーの黒川森生を通じてたラブコメディー。原作はうおやまさんで「弱視」のことを知ってもらうため、個人で無料Webサイトに『ヤンキー君と白杖ガール』の連載を始めた漫画です。

早朝にインテリアの勉強をしているため夜更かしをしていない私は朝ごはん食べながら見逃し配信のtverで視聴しましたが、まず弱視の方が見える視界、暮らし、などが伝わりやすいスタートでした。家にあるものの配置、お店の陳列位置、点字ブロックの役割などなど…。

白杖は命の次に大事って言葉にすると当たり前なんですが当事者にとっては健常者が思う以上に本当に本当に大事なものでもあるし、日常生活に決まった規則に伴い障がいさえなければ(決まったものが決まった場所にあるなど)過剰に心配されることはつらい思いを与えてしまうようにも思います。

恋する人が相手のことを知りたいという気持ちから弱視の方のことを知り、一生懸命考えて…という姿は見ている自分にとっても、視覚障害、弱視の方がどのようなやりにくさを感じてそれを解決して暮らしやすくするためにどうやって住まいの計画を立てるかなどの知識や意識が身につくので来週からも見ます。

また人にとっての普通とか正義が環境や立ち位置により全く違うということを知り、マイノリティーへの理解なども考えることができますね。