遠距離介護支援協会

介護と仕事の両立が難しく、田舎の親を一人もしくは老夫婦だけにして心配はしながらも長期休暇の時のみ様子を見たり定期的に電話をしたりする程度の遠距離介護状態の都会で働く30代から40代、50代の子世代。コロナ禍により、都道府県をまたいでの移動もしにくくなり、時に田舎だと都会から子供が帰ってきただけでご近所さんにコロナを持ってこないでほしいだとか、万が一誰かに感染してしまうと親がその地で暮らせないこともあり介護規制も躊躇しますよね。

で、、、私自身親の介護で自分の仕事をいったんリセットをして田舎暮らしの独身生活から一転、在宅介護が始まり住まい環境も生活環境もすべてが今までと違い、仕事ができないことでかなり精神的な落ち込みがあり、当然、仕事が出来ないということは収入も途絶える未来への不安なども抱えた経験もあり、同じような悩みを持つ方に介護離職しないといけない状況を極力減らすために私が田舎暮らしに戻ったら地域の高齢者の子供(親元を離れて働いている人)から介護の代行を受け付けるサービスができないかと考えるようになりました。

できるサービスは見守りやテレビ電話やアレクサなどデジタル関係の設置代行、お墓の掃除や災害時の安否確認や照明器具の交換や衣替えや買い物、ちょっとした日常生活の困りごとのサポート…離れた子供からの依頼で仕事として請け負う、でもこれって介護保険を利用せず現金払いのお金をいただくサービス(介護保険外サービス)になるので素人にはダメなんだろうか?

などなど理想を描くも現実的な仕事にできるのかがわからない中たまたま見つけたサイトに取り上げられていた遠距離介護支援協会があることを知りました。NPO法人ライセンスワークという鳥取県米子市の団体です。

コロナ禍で帰省自粛の親子を、つなぐ。【遠距離介護支援協会】都市部40~60代向けに故郷の親へ贈る「お盆オンライン見守りギフト」を提案。現地の看護師が、健康状態の確認や見守りカメラの設置代行など対応。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000067461.html

活動内容を見るとまさに私が思っていた都会で働く子供が田舎暮らしの親に対してあると便利なサービスだなっと考えていたことそのもので、やはり実践して形にしているプロの人がいて、親の介護と介護離職で困った経験をしたことから、いまさら思い浮かんだ自分は凡人だし甘いなっと痛感します。

でも実際に、遠距離介護支援協会のホームページを見れば見るほどやはり必要とされるサービスだな、子世代も親世代も助かるよねっと感心しながら関心を持っています。自分が困ったことであると良いなと思ったこと、特に、遠距離介護が実現することで社会生活の存続ができるのは働き盛りの人にとって長い未来を見据えた場合、とても助かると思うのです。そして住み慣れた町で暮らしたい親にとっても近くに頼れるサービスがある安心につながりますしね。

なるほどなあ、なるほどなあ。私も自分の親の介護と仕事の両立で精いっぱいだけど、この経験を遠距離介護している方のサポートにつなげることができれば自分の気持ちも元気になれるかもしれないっと。妄想の世界ではありますが私も自治体と相談しながらいつか福祉住環境コーディネーターの知識を活かしつつ、遠距離介護で役立つことが少しでも形にできと良いなと妄想することを始めました。

ちなみに私は田舎で観光ガイドや地元の学生さんや公民館の地域学習のガイドや地元の歴史や自然植物、地層を知る学習をしているのですが会員さんがほぼ60歳オーバーなのです。その方々とも相談しながら何かできること考えよう。

先ほども記載しましたが改めて…。んーやっぱり自分が考えることってホント浅はかで特別なことでもないんだなあ。看護師さんなどのプロフェッショナルの皆様が考え出したお仕事に対し、素人が感情だけで首を突っ込むことは失礼にあたるので自分もしっかりと学習と経験を積まなきゃ!