介護うつは大変だねと同情されやすいですが脳梗塞など病気した後に要介護になってしまった本人のうつ病は見逃されやすいですね。申し訳ないと思って我慢していたり、理解されない苦しみを吐き出すことができず日ごとに気力精神力、体力も落ちてきてとうとう寝たきりになってしまうことも。
暇は病の敵なので私の場合、母には課題を与えることを意識しています。
手のリハビリにフェルトマスコット・過集中と易疲労を見守るの続きです。
以前の私なら本や道具や材料を先行投資してはすぐに辞めてしまい、経費がかさんで怒りたくなる時もありましたが、今はもう脳コワさん支援ガイド等の本を読み、できないならできないでいい、いろいろ挑戦していくうちにこれというものがピタッとはまってそれを習得してこれからの人生に張り合いを持つためにも仕事にしてもらおうと考えています。
取り急ぎ私が出した課題は、仕事で使用する扇子ケースと眼鏡ケースです。(フェルトは新しいことなので取り掛かり始めるのに相当な気力が必要ですが、パッチワーク系だと何とか基礎があるので課題があれば取り組んでくれます。)
めちゃくちゃかわいいミッフィーちゃんの眼鏡ケースができました。
これまでにも折り紙細工の時には姪っ子甥っ子のリクエストを聞いて作るようにしたり、合格祈願のだるまを作ったりととにかく人の依頼として、かつプレッシャーになりすぎない程度で達成感が得られる身内のモノを作っていて、仕事でお昼に食べるおにぎり専用のポーチとか、仕事移動時のカバンのつぎはぎとかいろいろ私の仕事の身の回りの物を手作りやリメイクしてもらっています。
今後は人に喜んでもらえることを仕事にして張り合いを見つけることができれば回復や現状維持ができるのではないかと思って社員育成のように母に対して研修してもらっています。