2.ネットショップの名前を決めよう
お店の名前の付け方の考え方
ネットショップの名前の付け方は、自社の名前でも構いませんが、会社名が『○○製作所』の場合、何を製作しているのかは文字だけでは伝わりません。ですのでネットショップだけの名前をつける方法もあります。
- 何を売っているかがわかる名前
- どんな商品があるかイメージできる名前
- 求めている人に検索してもらいやすい名前
にすることも大事です。具体例を後に説明いたしますが、その前にネットショップの名前をつける際にやってはいけないことを説明します。
木工を例に出して記載するとそのまま使ってかぶることもあるので農園で例えていますが、木工の場合は木工に置き換えて想像してください。
お店をつける際にやってはいけないこと
- 自分の好きな名前をつける
- 何を売っているのかわからない名前をつける
- 覚えられにくい名前
- 響きがかっこいいだけの名前
自分のお店なのでついつい好きな名前をつけてしまいがちです。ペットの名前や子供の名前が入っているとか、自分のあだ名とか地元でだけ通用する名前とか。
例えば 「ケンちゃんのお店」とかは適していません。
果たしてこのお店は何を売ってるのか?
わかりませんよね。
そして検索でケンちゃんのお店っと探してもらえるのは、もうすでにお店を知っている人だけであって、新規のお客様は ケンちゃんのお店 にたどり着くことはありません。(テレビやネット、雑誌ですでに知名度がある場合には認知されている名前で構いません。)
なので新規顧客開拓の場合には何を販売しているのかすぐに想像でき、検索にも引っかかりやすい名前にしましょう。また、読みにくい覚えにくい英語のお店などもなるべく辞めましょう。
有機野菜直売ショップ ケンちゃん
印鑑・名刺 即日発送 ケンちゃん
これだと有機野菜の直売ショップを探しているお客様や即日で印鑑や名刺を発送してもらえるお店を探しているお客様に、探してもらいやすいし、訪問してきた時に何を販売しているのか想像できるのです。
また検索してもらえるためにも他店との差をつけるために「ケンちゃん」という名前を前後に入れ込んでもいいでしょう。
お店の名前の付け方の具体例
意識をして欲しいのがあなたが販売したい商品のターゲットとしているお客様がインターネットで検索に使いそうなキーワードをいれることです。
仮に、あなたが産地直送のみかんを販売したいとします。
まず、産地直送みかんっと Google やヤフーなどで検索してみましょう。
検索窓に 産地直送みかん っと書いて検索して下さい。
(検索結果は検索時期などによって変わりますのでご自身で検索するといいです。今回は私が検索した結果で説明します)
上位表示されているお店は
になっています。このようなイメージで考えて下さい。
そしてお客様がどのようにしてみかんをネットで探すか想像しましょう。ご自身がネットでお買い物をするときに検索するようなことを想像すると思いつきやすいです。お客様の行動を知るには普段のご自身の購買行動を客観視することもヒントが得られます。
- みかん 通販
- 和歌山みかん
- おいしいみかんの産地
- みかん激安
- みかん送料無料
- 和歌山みかん 人気
- みかん 楽天
上記を含め
産地直送!和歌山のおいしいみかんの通販ショップ けんちゃん農園
安いお得!っというお客さまのニーズに答える王道パターンでいくなら
激安みかんを送料無料でお探しなら産地直送 けんちゃん農園
など、キーワードを意識しつつも自然に読める名前にしましょう。
和歌山みかん激安みかん産地直送みかん送料無料けんちゃん農園
だと、かなりわざとらしいですよね。自然でわかりやすい名前にしましょう。
次にお店のアドレス(ドメイン)を決めるときにも参考にして下さい
ドメインというのは
http://●●●.jp(com.net.biz など)の
●●●の部分になります。
和歌山のみかんを販売するショップ名を考えるときに
//wakayamamikan.jp
//mikanshop.com
など、検索やお店の商品のイメージを連想させることを意識しましょう。