先日、2004年の作品『折り梅』を観ました。古いドラマですが今にも通じる、というかトレンドではなく誰もが抱えたり通る道なんだなあっと20年以上も前の物語でも共感する場面が多くありました。もちろん、20年以上前の私はこのドラマには見向きもしなかったでしょう…
自分事ではないひとには理解してもらいにくいという事を時代を巻き戻した自分を見てひしひしと感じます。
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【PR】 折り梅/松井久子(監督、製作、脚本),小菅もと子(原作),白鳥あかね(脚本),川崎真弘(音楽),原田美枝子,吉行和子,トミーズ雅,加藤登紀子
義母がアルツハイマー型痴呆症になったことで崩壊しかけた家族が、様々な葛藤を経て見事に再生した実話を通して、人間の無限の可能性を描いた感動作。その思いもかけない展開は、観る者に素晴らしい希望を与える。
この物語では離れて暮らしていた時には仲良かった義母・吉行和子さんとうまくやっていけると信じて好意的に同居をはじめた原田美枝子さんと実の息子であるトミーズ雅さんと子供たちの生活をつたえるもので、
同居するにつれ認知症になっていく義母がなんとか役に立とうとしてうまくいかなくて義娘に怒られたり、イラつかせてしまったり、死んでしまいたいと思ったり、
逆にお嫁さんの立場や孫の立場での描写もすごく伝わり、解決策って難しいんですが、このドラマの最後で目標があることや褒められることが大事で、介護する側も褒めてあげることをしないといけないとすごく反省しました。
しかし、食べ方の問題とかだらしなくなってしまうとか、他の兄弟の理解が無いなどの問題が通じるものがあり
ネタバレになってしまうので控えますが20年前でも親の介護問題は同じことがあり、デイサービスや施設で行われているサポートも同じようで、誰かのサポートがあることは本当に大事だと思うし、義母と実母、既婚未婚の違いはあれど観て良かった、と思えました。
必読→ 自責の念から介護うつ状態の悩みが晴れやかになった書籍 この書籍にもっと早く出会っていたら、下記の体験記をうだうだ書くことはなかったと思うほど高次脳機能障害と発達障害の理解ができず介護うつ状態の自分にとって良い解決策がたくさん掲載されていました。
読めば読むほどこのブログに書いているような自分の負の感情で母を傷つけてしまったこと悔やんでいます。
8050問題、7040問題は他人事…の私が30代、母親は60代という6030で介護生活が始まるとは思ってもみず、準備や事前知識もないまま在宅介護が始まった体験談をリアルな感情込めて
- 介護離職
- 在宅介護の準備
- 介護で同居開始
- 30代独身からの介護生活
- 介護うつ
- ひきこもり
- 介護での新たな気づき
- 介護と仕事の両立
など自分にこんな感情があったのかっと予想だにしないネガティブなことから様々のことに向き合い、学び、前向きになれるまで3年、しかし、その1年後にはもっと激しいうつ状態へ…今後の明るい介護生活と自分のやりたいことを両立させるまで途中経過を記載します。
- 親の介護1.一人暮らしの60代母が脳梗塞で倒れた日のこと
- 親の介護2.脳梗塞の後遺症・高次脳機能障害とリハビリ入院のこと
- 親の介護3.姉弟の誰が同居するか?子育て中だからできない・独身だからできるのは違う
- 親の介護4.介護離職…仕事を辞めたくない両立したいと二重生活を上司に相談
- 親の介護5.脳梗塞で脳神経リハビリテーション病院で後遺症の回復中に今後の仕事と在宅介護の準備をする
- 親の介護6.リハビリ病院から老健に入居、母のうつ状態で在宅介護を急ぐ
- 親の介護7.在宅介護前に自宅に合わせたリハビリと段差や手すりのチェック
- 親の介護8.介護保険で在宅介護・デイサービスの利用計画
- 親の介護9.介護うつ状態で仕事も人もお金も気力も失い希死念慮に襲われる日々
- 親の介護10.うつ状態・ひきこもりから介護と仕事を両立できるまで
- 独身・介護離職でひきこもりのうつ状態から抜け出すネガティブな思考と体験談
- 親の介護うつ状態は介護が直接原因では無かった話
- 介護経験と家具職人の仕事を活かして福祉住環境コーディネーターを独学
- 福祉住環境コーディネーターいきなり2級・独学で合格しました
- 介護保険サービスを受けるための要介護認定の申請方法は
- 脳梗塞の後遺症を抱えた母の介護6年が過ぎて思うこと
- 親の介護をしない兄弟姉妹を責めない歪んだ理由
上記にも記載しましたが私の理解不足により高次脳機能障害という見えない障害でつらい母に寄り添うことができなかった日々…同じ境遇の方は是非読んでみてください。
仕事や住まいも自分の思い描いた人生に向かうために書き綴ったブログはメインに記載ていますので省力しますが、お時間がある方や興味がおありの方は
をご覧ください。(長いです…)





