2025年になり、改めて、母が脳梗塞で倒れて奇跡的に命が助かったのが7年半前、それからリハビリを経て日常生活を取り戻しましたが、母は年々足腰も気力も退化しています。
原因は脳梗塞の後遺症や高次脳機能障害というよりは病気する前の生活習慣や性格に戻ったのと老化現象だと思います。
もともとからものぐさだったのが脳梗塞で入院して20kg痩せた当初はリハビリウォークも脳トレも折り紙も積極的に挑んでこのブログにも書いてきた。
しかしながら徐々に元の食生活、体重に戻りつつある最近では脳トレも折り紙も滑舌読み上げトレーニングも全部やらず、ブクブク太り始め、毎日声をかけてうるさいほど言わないと歩きに出ない…
私も毎日同じこというのもしんどいし、正月に姉弟が子連れで挨拶に来て優しくしてもらえると、私は母に優しく出来ないし追い込んでいる私がいなければ母に嫌な思いさせなくて済むのにな、っと介護がうまく出来ない苦悩で死にたくなります。
その苦悩は年末にケアマネージャーさんに聞いていただき涙を流したと記載しています↓
トイレも1時間に2回も3回も行き、頻尿というか強迫性障害的な面もあるのか、トイレに行きたい気がすると思ったら行かなくてはならないと変換され、いざトイレに行くとでない、この繰り返しです。
内科的な頻尿とか精神的な問題なのか、一度診てもらいたいのに母が頻尿を認めません。トイレにいってないと言い切りますが、本当に行っているつもりがないのか意地を張って嘘ついているかの分別もつきません。
足元がふらふらで室内で杖をつきながら夜中も何度もトイレに行く上に、布団の中ではYouTubeを観て、日中眠い眠いと運動や脳トレもしない悪循環にかなり苛立ちを抱えてしまいます。
それに加えて、立ち上がりに時間がかかり、トイレに間に合わなくて着替える頻度も高くなり、トイレ問題を真剣に考えていかねばならないと感じています。
このまま頻尿で生活リズムの悪化、転倒による怪我、足腰弱くトイレに間に合わない、オムツ(今は尿パッド)からのオムツ替えが必要になると困る、
ただでさえ母に触れることが難しい私なのにオムツはさらに厳しい…予期せぬ事故や病で防ぎようがない場合には受け入れられるけど、自業自得で寝たきりになる場合には精神的にも受け入れがたいです。
ですので、病気や怪我ではないんだから足腰も気力も適切に鍛えて自分の脚と意地で排泄できることだけは絶対に維持してほしいと伝えました。厳しいけど、オムツ替えが必要になったら介護しないし施設に入ってもらうとも言いました。冷たく薄情な娘だと傷つけたかもしれませんが
私の中で元々の原因が食と生活習慣が悪いと思っているため、お酒やタバコで身体を壊した人と同じ道理だと考えています。自業自得の為に子供の人生の時間と気力を奪うことは許しがたいです。依存症的な視点から行くと自分たちだけで解決できる問題ではないかもしれません。心因性頻尿も視野に入れて泌尿器科に行こうかな…
原因を取り除く生活のサポートや行動についていちいち母を注意するのは嫌がられることがわかっているのでとてもしんどいですが、オムツ替えしたくないし、母も自分でトイレに行けなくなると辛いだろうから厳しくとも今より悪くならないよう、改善協力しないといけません。はあ…何度も何回も注意したり、嫌味をいう自分が嫌で心が壊れそう、、、怒ってしまう自分が本当に嫌。なぜ優しく寄り添えないのだろう…
また、自分も年老いて自業自得にならないよう気をつけないと!
必読→ 自責の念から介護うつ状態の悩みが晴れやかになった書籍 この書籍にもっと早く出会っていたら、下記の体験記をうだうだ書くことはなかったと思うほど高次脳機能障害と発達障害の理解ができず介護うつ状態の自分にとって良い解決策がたくさん掲載されていました。
読めば読むほどこのブログに書いているような自分の負の感情で母を傷つけてしまったこと悔やんでいます。
8050問題、7040問題は他人事…の私が30代、母親は60代という6030で介護生活が始まるとは思ってもみず、準備や事前知識もないまま在宅介護が始まった体験談をリアルな感情込めて
- 介護離職
- 在宅介護の準備
- 介護で同居開始
- 30代独身からの介護生活
- 介護うつ
- ひきこもり
- 介護での新たな気づき
- 介護と仕事の両立
など自分にこんな感情があったのかっと予想だにしないネガティブなことから様々のことに向き合い、学び、前向きになれるまで3年、しかし、その1年後にはもっと激しいうつ状態へ…今後の明るい介護生活と自分のやりたいことを両立させるまで途中経過を記載します。
- 親の介護1.一人暮らしの60代母が脳梗塞で倒れた日のこと
- 親の介護2.脳梗塞の後遺症・高次脳機能障害とリハビリ入院のこと
- 親の介護3.姉弟の誰が同居するか?子育て中だからできない・独身だからできるのは違う
- 親の介護4.介護離職…仕事を辞めたくない両立したいと二重生活を上司に相談
- 親の介護5.脳梗塞で脳神経リハビリテーション病院で後遺症の回復中に今後の仕事と在宅介護の準備をする
- 親の介護6.リハビリ病院から老健に入居、母のうつ状態で在宅介護を急ぐ
- 親の介護7.在宅介護前に自宅に合わせたリハビリと段差や手すりのチェック
- 親の介護8.介護保険で在宅介護・デイサービスの利用計画
- 親の介護9.介護うつ状態で仕事も人もお金も気力も失い希死念慮に襲われる日々
- 親の介護10.うつ状態・ひきこもりから介護と仕事を両立できるまで
- 独身・介護離職でひきこもりのうつ状態から抜け出すネガティブな思考と体験談
- 親の介護うつ状態は介護が直接原因では無かった話
- 介護経験と家具職人の仕事を活かして福祉住環境コーディネーターを独学
- 福祉住環境コーディネーターいきなり2級・独学で合格しました
- 介護保険サービスを受けるための要介護認定の申請方法は
- 脳梗塞の後遺症を抱えた母の介護6年が過ぎて思うこと
上記にも記載しましたが私の理解不足により高次脳機能障害という見えない障害でつらい母に寄り添うことができなかった日々…同じ境遇の方は是非読んでみてください。
仕事や住まいも自分の思い描いた人生に向かうために書き綴ったブログはメインに記載ていますので省力しますが、お時間がある方や興味がおありの方は
をご覧ください。(長いです…)