朝、インテリアコーディネーターの二次試験の独学をしているときに、製図を手で描きながら耳ではTVerで2023年9月17日(日)放送のザ・ノンフィクション、あの日 僕を捨てた父は2 ~孤独な芸人と家族の再生~ 前編を観ました。
確かフジタさんの介護生活と生い立ちは街録チャンネルでも拝見していて介護ということで興味を持ってみたのですが、生い立ちに関しても胸が詰まる状況になりました。
なぜ、このような育て方をされたのに父親の介護ができるのか?内縁の妻ズルくない?なぜ返金というか、責任もって親父を介護しろよと言わないのか?と思ったのですが、父親のお金の管理を内縁の妻に任せてみた過去もあったようですね、それでもうまくいかず息子さんである藤田さんがすることに。
空いた部屋の二階に通うようになり足元もおぼつかない父親の日常生活を支える日々、動画を観ていてテーブルの上や床に散らばる雑誌や新聞などを見ると、私がいない時の母の部屋と同じで何度片付けても同じようになるし、片付けても片付けてもすぐにテーブルの上にも床にもものだらけになって諦めているのでなんだか他人ごとではないような目で見ていました。
足がおぼつかない中でのあの部屋でのトイレ移動や転倒、火を使うなといっても使うこと、自転車に乗るなといっても乗ること、勝手に外出して怪我をすること、渡したお小遣い(息抜き競馬の軍資金)があることを忘れる事、台所にある沢山の張り紙…いろんな日常を見ていると被る部分もあり、共感と今後の課題も学びにもなりました。
何より、基本的に優しい口調で接することができることに見習わねばと思ったと同時に、感情的になる時は二階で壁を殴ったりと、感情はすごくわかります。私も本人には絶対に手を上げないし暴力をするDNAは今のところないので暴力DVはしませんが、洗濯物を干すときに以上にパンパン叩いて発散したりすることあります。
大変だなと思うのはお金のこと、まだ女性を思って決まった日にちにお金を届けるということはしっかりと覚えていることも不思議でどう説得してもお金を私に行かないと気が済まない様子をみると、仕事で社長にお金を借りに来るおじいさん(隣の仕事場で退職した人)が年金支給日に返しに来ることを繰り返していて、支給日から一ヶ月したらもうお金が無くて借りにきて、なぜそんなにお金が無いのだろう、女の人に渡してるんじゃない?っと心配していたことが浮かび今日速攻で仕事場の社長にも言いました。
コロナ前は社長含め元部下の男性たちを繁華街に飲みに連れていき、その軍資金は、亡くなった奥様の実家の遺産などで飲んだりしていたようでコロナから飲みに行くのを控えてからしばらくしてから借金をしてくるようになったようです。
私はキャストの助成の面倒を見ているのではないか?など憶測でずっといたのですが、なんだかこのノンフィクションを見るといろいろ考えてしまいました。
また、なるほどと思った点は、俺がいるから認知症が進んだんじゃないかということから、そうかもしれない、と、言う流れと、息子がいるから精神的に安心するという親の言葉。これ私も母に良く思うことで、時折口走ってしまうのです。私がいるからしないんじゃないの?できないことが増えたんじゃないの?いや、できないというよりは面倒でしてくれるからいいやっていう感じじゃない?などなど…
うるさく言われるのが嫌でしょ?一人で居たほうが私の小言や嫌味も聞かなくていいし、心穏やかに過ごせるんじゃないの?といったら、母もこのお父さんと同じように、いると思うだけで安心する、一人きりだともうと不安といわれ、自分は嫌味なことしか言わない自己嫌悪が強く苦しかったので縛らずに自立して解放して欲しいと思うのですが、他人のケースを見ると、ひとりにしてはいけないなあ、うるさくてもいる意味はあるのかななど考えました。
彼がすごいのは今から結婚しようと婚活していること、家族をもって孫を父親に見せたいとの事…。すごいなあ。父親の望みをかなえてあげようというおもい、いい息子でいる事、生い立ちの影響もあるとは思いますがこの行く末もどうなるかは9月24日(日) ザ・ノンフィクション あの日 僕を捨てた父は2~孤独な芸人と家族の再生~ 後編で。私はTVerで観ます。
必読→ 自責の念から介護うつ状態の悩みが晴れやかになった書籍 この書籍にもっと早く出会っていたら、下記の体験記をうだうだ書くことはなかったと思うほど高次脳機能障害と発達障害の理解ができず介護うつ状態の自分にとって良い解決策がたくさん掲載されていました。
読めば読むほどこのブログに書いているような自分の負の感情で母を傷つけてしまったこと悔やんでいます。
8050問題、7040問題は他人事…の私が30代、母親は60代という6030で介護生活が始まるとは思ってもみず、準備や事前知識もないまま在宅介護が始まった体験談をリアルな感情込めて
- 介護離職
- 在宅介護の準備
- 介護で同居開始
- 30代独身からの介護生活
- 介護うつ
- ひきこもり
- 介護での新たな気づき
- 介護と仕事の両立
など自分にこんな感情があったのかっと予想だにしないネガティブなことから様々のことに向き合い、学び、前向きになれるまで3年、しかし、その1年後にはもっと激しいうつ状態へ…今後の明るい介護生活と自分のやりたいことを両立させるまで途中経過を記載します。
- 親の介護1.一人暮らしの60代母が脳梗塞で倒れた日のこと
- 親の介護2.脳梗塞の後遺症・高次脳機能障害とリハビリ入院のこと
- 親の介護3.姉弟の誰が同居するか?子育て中だからできない・独身だからできるのは違う
- 親の介護4.介護離職…仕事を辞めたくない両立したいと二重生活を上司に相談
- 親の介護5.脳梗塞で脳神経リハビリテーション病院で後遺症の回復中に今後の仕事と在宅介護の準備をする
- 親の介護6.リハビリ病院から老健に入居、母のうつ状態で在宅介護を急ぐ
- 親の介護7.在宅介護前に自宅に合わせたリハビリと段差や手すりのチェック
- 親の介護8.介護保険で在宅介護・デイサービスの利用計画
- 親の介護9.介護うつ状態で仕事も人もお金も気力も失い希死念慮に襲われる日々
- 親の介護10.うつ状態・ひきこもりから介護と仕事を両立できるまで
- 独身・介護離職でひきこもりのうつ状態から抜け出すネガティブな思考と体験談
- 親の介護うつ状態は介護が直接原因では無かった話
- 介護経験と家具職人の仕事を活かして福祉住環境コーディネーターを独学
- 福祉住環境コーディネーターいきなり2級・独学で合格しました
- 介護保険サービスを受けるための要介護認定の申請方法は
- 脳梗塞の後遺症を抱えた母の介護6年が過ぎて思うこと
上記にも記載しましたが私の理解不足により高次脳機能障害という見えない障害でつらい母に寄り添うことができなかった日々…同じ境遇の方は是非読んでみてください。
仕事や住まいも自分の思い描いた人生に向かうために書き綴ったブログはメインに記載ていますので省力しますが、お時間がある方や興味がおありの方は
をご覧ください。(長いです…)