発達系女子とモラハラ男を読んだ感想を書いた後、一緒に購入した
「脳コワさん」支援ガイド (シリーズ ケアをひらく)を読みました。高次脳機能障害・発達障害・認知症・うつ・パニック障害など見た目にわかりづらい脳の障害により本人が『何に不自由を感じて何ができなくなったのか』を受容→支援者に言語化する→支援者はどう対応すると良いか、社会支援や社会復帰は?まで優しくとても順序だてて解説してあり、読みやすかったです。
注意障害・高次脳機能障害の母の気持ちを少しでも知るために読みましたが、よくわかり、それだけでなく上司や部下・知人やパートナー、街で出会う困り事を抱えて苦しんでいる人に寄り添うことができると『なぜこうなるの??』から『そうなるよね』『そうだよね』と憤りが軽減し人間関係の悩みも楽になれると感じます。
とはいえ、家族で身近であればあるほど感情が抑えきれずに時折怒り口調になることもあり、自責の念で反省の繰り返しなのですが、書籍のおかげで自分はこういうことに対してどうしても怒ってしまうことがある、という旨を上手に伝えることができ、介護者だけが我慢するのではない共生ができるようになったと感じます。
しかし、この本にであっていなければ母への言葉のDVやモラハラを知らず知らずに積み重ねて深い傷をつけてしまい、母も怒らせたくないと我慢をしてつらいことを口に出せない状況に追い込んでしまっていたかもしれません。良い書籍を出版してくださり本当にありがとうございます。
必読→ 自責の念から介護うつ状態の悩みが晴れやかになった書籍 この書籍にもっと早く出会っていたら、下記の体験記をうだうだ書くことはなかったと思うほど高次脳機能障害と発達障害の理解ができず介護うつ状態の自分にとって良い解決策がたくさん掲載されていました。
読めば読むほどこのブログに書いているような自分の負の感情で母を傷つけてしまったこと悔やんでいます。
8050問題、7040問題は他人事…の私が30代、母親は60代という6030で介護生活が始まるとは思ってもみず、準備や事前知識もないまま在宅介護が始まった体験談をリアルな感情込めて
- 介護離職
- 在宅介護の準備
- 介護で同居開始
- 30代独身からの介護生活
- 介護うつ
- ひきこもり
- 介護での新たな気づき
- 介護と仕事の両立
など自分にこんな感情があったのかっと予想だにしないネガティブなことから様々のことに向き合い、学び、前向きになれるまで3年、しかし、その1年後にはもっと激しいうつ状態へ…今後の明るい介護生活と自分のやりたいことを両立させるまで途中経過を記載します。
- 親の介護1.一人暮らしの60代母が脳梗塞で倒れた日のこと
- 親の介護2.脳梗塞の後遺症・高次脳機能障害とリハビリ入院のこと
- 親の介護3.姉弟の誰が同居するか?子育て中だからできない・独身だからできるのは違う
- 親の介護4.介護離職…仕事を辞めたくない両立したいと二重生活を上司に相談
- 親の介護5.脳梗塞で脳神経リハビリテーション病院で後遺症の回復中に今後の仕事と在宅介護の準備をする
- 親の介護6.リハビリ病院から老健に入居、母のうつ状態で在宅介護を急ぐ
- 親の介護7.在宅介護前に自宅に合わせたリハビリと段差や手すりのチェック
- 親の介護8.介護保険で在宅介護・デイサービスの利用計画
- 親の介護9.介護うつ状態で仕事も人もお金も気力も失い希死念慮に襲われる日々
- 親の介護10.うつ状態・ひきこもりから介護と仕事を両立できるまで
- 独身・介護離職でひきこもりのうつ状態から抜け出すネガティブな思考と体験談
- 親の介護うつ状態は介護が直接原因では無かった話
- 介護経験と家具職人の仕事を活かして福祉住環境コーディネーターを独学
- 福祉住環境コーディネーターいきなり2級・独学で合格しました
- 介護保険サービスを受けるための要介護認定の申請方法は
- 脳梗塞の後遺症を抱えた母の介護6年が過ぎて思うこと
上記にも記載しましたが私の理解不足により高次脳機能障害という見えない障害でつらい母に寄り添うことができなかった日々…同じ境遇の方は是非読んでみてください。
仕事や住まいも自分の思い描いた人生に向かうために書き綴ったブログはメインに記載ていますので省力しますが、お時間がある方や興味がおありの方は
をご覧ください。(長いです…)