高齢の母が餅を喉に詰めて窒息死しない為の話し合いをしました

お正月といえばお雑煮にお餅、焼き餅に安倍川餅にぜんざいに鏡餅の鏡割り後のお餅、と高齢者であればあるほどお正月にはお餅を食べるもの、という決まりやこだわりが強く、お餅を食べないなんてありえない!っとこぞってお餅を食べる人が多いです。

気持ちもわかりますが、昔から毎年毎年お餅を喉に詰めてなくなる人がいるニュースと注意喚起があるということは、お餅を喉に詰める確率が高いことは事実なんだと受け止める必要があります。

自分だけは大丈夫、、まさか自分が…っと思いつつ、嚥下能力が劣っている自覚がなく、弱った歯茎の負担、歯が抜けることを恐れてお餅をよく噛まずに飲み込んだりして慌てることもあるでしょう。

私の母も、お餅が大好きで何個も食べるし早食いだし、よく噛まないし、最近嚥下能力が低下してむせていることもあるので今年というか来年は絶対に絶対に絶対に一人の時にお餅を食べないことと、小さく刻んだお餅にして食べることを固く約束してもらいました。

とはいえ、このお願いは今年も去年もしたのに、眼を離したり、留守中に普通サイズのお餅をそのままがっついていたり早飲みしたりしているので約束は破られることは覚悟しています。わかっているけど細かく切るのが面倒とか結局ものぐさが勝ってしまうのもあります。だからこそ、今回は恐怖心をあおるように具体的な数字を例に出して絶対にお餅で窒息死しないよう注意喚起をしました。

お餅がのどに詰まると食堂を通過させようと、お餅を手で押し込んで水で流し込むことをしてはいけない、窒息したら5分、6分経つと呼吸が止まり、15分経過すると脳死状態になり、救急車は平均で9分はかかるというので窒息したら自分で何とかしようとせずにすぐに救急車を呼ぶこと。これが一人だと出来ないから絶対に一人でお餅は食べないようにとくぎを刺しました。

でもでも絶対食べそうなのでしゃぶしゃぶ用の薄切り餅を買ったのと、親戚から届く予定の普通サイズのお餅は全部4つ切りにして一口サイズに収まるように保存することにしました。これでも心配。お餅に限らず絶対にやめて欲しいので、注意喚起を具体例出してその時は納得してくれるのに簡単に破る精神は何だろう?と憤りとショックを抱えることも多いです。

ちなみに私は歯が弱いのでお餅は嚙み切れないから食べないし、その他唐揚げなども噛み切れずに大きいままのどを通すのが大変なので齧って食べないなど、今から嚥下障害や噛みきり不足の喉つまり予防しているのに、娘のその姿を見ても一緒に気を付けてくれないんですよね…って愚痴になりましたが、のどがつまった時に家族はどうすればいいか、背中をたたいて出す体制はどうするかなども調べてインプットしています。

はあ、、、、心配。


必読→ 自責の念から介護うつ状態の悩みが晴れやかになった書籍 この書籍にもっと早く出会っていたら、下記の体験記をうだうだ書くことはなかったと思うほど高次脳機能障害と発達障害の理解ができず介護うつ状態の自分にとって良い解決策がたくさん掲載されていました。

読めば読むほどこのブログに書いているような自分の負の感情で母を傷つけてしまったこと悔やんでいます。

8050問題、7040問題は他人事…の私が30代、母親は60代という6030で介護生活が始まるとは思ってもみず、準備や事前知識もないまま在宅介護が始まった体験談をリアルな感情込めて

  • 介護離職
  • 在宅介護の準備
  • 介護で同居開始
  • 30代独身からの介護生活
  • 介護うつ
  • ひきこもり
  • 介護での新たな気づき
  • 介護と仕事の両立

など自分にこんな感情があったのかっと予想だにしないネガティブなことから様々のことに向き合い、学び、前向きになれるまで3年、しかし、その1年後にはもっと激しいうつ状態へ…今後の明るい介護生活と自分のやりたいことを両立させるまで途中経過を記載します。

上記にも記載しましたが私の理解不足により高次脳機能障害という見えない障害でつらい母に寄り添うことができなかった日々…同じ境遇の方は是非読んでみてください。

「脳コワさん」支援ガイド (シリーズ ケアをひらく)

仕事や住まいも自分の思い描いた人生に向かうために書き綴ったブログはメインに記載ていますので省力しますが、お時間がある方や興味がおありの方は

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