8050問題、7040問題は他人事…の私が30代、母親は60代という6030で介護生活が始まるとは思ってもみず、準備や事前知識もないまま在宅介護が始まった体験談をリアルな感情込めて
- 介護離職
- 在宅介護の準備
- 介護で同居開始
- 30代独身からの介護生活
- 介護うつ
- ひきこもり
- 介護での新たな気づき
- 介護と仕事の両立
など自分にこんな感情があったのかっと予想だにしないネガティブなことから様々のことに向き合い、学び、前向きになれるまで3年、今後の明るい介護生活と自分のやりたいことを両立させるまで途中経過を記載します。
仕事や住まいも自分の思い描いた人生に向かうために書き綴ったブログはメインに記載ていますので省力しますが、お時間がある方や興味がおありの方は
をご覧ください。(長いです…)
では以下からは親の介護が始まるきっかけについて記載します。
一人で暮らす母親が脳梗塞で救急車に
私の父親は子供の頃に亡くなっており、私は高卒で実家を離れ一人暮らしをし、20代後半からは単身で田舎移住、姉弟も結婚して実家を出ているので一人暮らしでした。
実家近くに住む孫の世話のために毎日学校にお迎えに行っていた母がその日お迎えに来なくて孫が学校関連の人と一緒に帰宅したのちに、おばあちゃんになぜ来なかったのか電話をしました。
あとから時系列を追うとこの時すでに脳梗塞が発症し(頭痛がしてロキソニンを飲んで寝たのが前夜の20時頃、孫が電話したのが16時)18時間ほど経過していたようで、おばあちゃんが電話に出ないので何回かかけたのちに奇跡的に気が付き母は弟に電話をしたそうです。
『電話してきたか?』
この時ろれつが全く回っておらず異変に気付いた弟が即座に救急車を手配し実家に直行してくれ救急車で搬送されました。家族の対応に感謝です。
脳梗塞で命の危機…集中治療室へ…
脳梗塞発症後、奇跡的に命を取り留め先生からは予断を許さない状況だといわれ集中治療室で手術をしている中、はじめて田舎に住む私に連絡がありました。
弟は私に気遣い、仕事もあるしわざわざ田舎から帰ってこなくていい、結果報告はするからと言われ、脳梗塞がどんな病気なのかも全く知らなかった私はとりあえずその日は病院に駆けつけず連絡を待つことにしました。
心の中で手術してしばらく入院したら元の生活に戻るだろう、入院生活も数日のことだろうっと思っていました。
しかし…
脳梗塞発症後心停止でペースメーカーを植え込む
脳外科の先生のおかげで脳梗塞の手術自体は終え、あとは壊死した脳の後遺症がどれくらいあるか、歩けるようになるのか?ということが伝えられたと弟から連絡があり、その時も母なら大丈夫だろう、などと思っていたのです。
それが一転、
夜中に心停止になり一時的にペースメーカーを植え込む手術になったようでどんどん怖くなってきました。弟や姉は病院にいるけど私は田舎で何もせず連絡を待つだけ…
母親に対して本当に何にもできない自分を痛感、気にかけてあげられなかった後悔、自分勝手に生きてきた自分を責め…それでも仕事と田舎暮らしをやめたくない気持ちが勝っていてしばらく入院して元の生活に戻るものだと思っていたのに、心停止になるとは…命の危機を実感しました。
脳梗塞手術の翌日に病院に駆けつける
母の症状は著しく悪く医師も気を抜けない状態だと言っていたので家族皆で泣いたり祈ったりとドラマのシーンで見るような光景が自分の身に降りかかり、介護を考えるよりも助かってほしい、生きていてほしいということだけ願っていました。
心停止になってペースメーカーを植え込んだり、血栓を溶かす治療を経て母が目覚めたとICUに子供だけ(孫は不可)入ることを許可され、母の意識を確認…
脳梗塞の後遺症・リハビリ入院生活
命は取り留め当時はそれだけに感謝…とにかく今は動けない状態で会話もままならず、今後のリハビリ入院生活から要介護の有無が変わるとのことですが、脳梗塞の後遺症がどのような症状なのかがいまいちピンとこず、助かったことの安堵感で未来のことは想像できていませんでした。
親の介護2.脳梗塞の後遺症・高次脳機能障害とリハビリ入院のこと に続く
母が脳梗塞で倒れ、これからの家具職人として、地域貢献としての仕事予定をすべてリセットする覚悟がまだできないときのメールマガジンです。お詫びと無視する強さ・介護離職の覚悟をする前のこと
必読→ 自責の念から介護うつ状態の悩みが晴れやかになった書籍 この書籍にもっと早く出会っていたら、下記の体験記をうだうだ書くことはなかったと思うほど高次脳機能障害と発達障害の理解ができず介護うつ状態の自分にとって良い解決策がたくさん掲載されていました。
読めば読むほどこのブログに書いているような自分の負の感情で母を傷つけてしまったこと悔やんでいます。
8050問題、7040問題は他人事…の私が30代、母親は60代という6030で介護生活が始まるとは思ってもみず、準備や事前知識もないまま在宅介護が始まった体験談をリアルな感情込めて
- 介護離職
- 在宅介護の準備
- 介護で同居開始
- 30代独身からの介護生活
- 介護うつ
- ひきこもり
- 介護での新たな気づき
- 介護と仕事の両立
など自分にこんな感情があったのかっと予想だにしないネガティブなことから様々のことに向き合い、学び、前向きになれるまで3年、しかし、その1年後にはもっと激しいうつ状態へ…今後の明るい介護生活と自分のやりたいことを両立させるまで途中経過を記載します。
- 親の介護1.一人暮らしの60代母が脳梗塞で倒れた日のこと
- 親の介護2.脳梗塞の後遺症・高次脳機能障害とリハビリ入院のこと
- 親の介護3.姉弟の誰が同居するか?子育て中だからできない・独身だからできるのは違う
- 親の介護4.介護離職…仕事を辞めたくない両立したいと二重生活を上司に相談
- 親の介護5.脳梗塞で脳神経リハビリテーション病院で後遺症の回復中に今後の仕事と在宅介護の準備をする
- 親の介護6.リハビリ病院から老健に入居、母のうつ状態で在宅介護を急ぐ
- 親の介護7.在宅介護前に自宅に合わせたリハビリと段差や手すりのチェック
- 親の介護8.介護保険で在宅介護・デイサービスの利用計画
- 親の介護9.介護うつ状態で仕事も人もお金も気力も失い希死念慮に襲われる日々
- 親の介護10.うつ状態・ひきこもりから介護と仕事を両立できるまで
- 独身・介護離職でひきこもりのうつ状態から抜け出すネガティブな思考と体験談
- 親の介護うつ状態は介護が直接原因では無かった話
- 介護経験と家具職人の仕事を活かして福祉住環境コーディネーターを独学
- 福祉住環境コーディネーターいきなり2級・独学で合格しました
- 介護保険サービスを受けるための要介護認定の申請方法は
- 脳梗塞の後遺症を抱えた母の介護6年が過ぎて思うこと
上記にも記載しましたが私の理解不足により高次脳機能障害という見えない障害でつらい母に寄り添うことができなかった日々…同じ境遇の方は是非読んでみてください。
仕事や住まいも自分の思い描いた人生に向かうために書き綴ったブログはメインに記載ていますので省力しますが、お時間がある方や興味がおありの方は
をご覧ください。(長いです…)