
夫婦、親子の介護問題を抱える人にとってはすごく考えさせられる事件の判決が出ました。認知症を発症した夫が起こりやすくなり、性的要求も一日に何度も要求され、機嫌が悪くなることを恐れて反抗できなかった妻がうつ病を発症して、希死念慮に悩まされながら夫のことも理解しようと努力もした結果、殺害してしまったということ…詳細は記事を読んでください
2023年11月、和歌山県白浜町の自宅で、当時82才の夫の首を絞めて殺害したとして殺人罪に問われた75歳の女性の裁判員裁判で、和歌山地裁は21日、懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡しました。
【速報】認知症の夫に一日に何度も性的行為せまられ、うつ病を発症 殺人罪に問われた75歳の女性に執行猶予付き判決
胸がつまる思いですね、本当に苦しいし性的なことなので相談しにくいこともあります。この事件を知り思い出したのが、池脇千鶴さん、菅田将暉さん、綾野剛さん、キムラ緑子さんが出演していた映画、そこのみにて光輝く です。
いわゆる貧困家庭の家族問題が表現されていてバラック小屋に住む夫婦と姉と弟の4人、ネタバレになるのは控えますが、事件を思い出した部分だけ取り上げると、脳梗塞で寝たきりになった父親が子供がいる前でもずっと寝床から大声で妻を呼び、性処理をさせるのです。それこそ何度も何度も…
その環境を娘も息子も暗黙の了解で襖越しに大きな声であえぐ父親、何とも言えない光景で、いろんな問題がありながら、なんと、母親がいない時にも呼び声がするので娘が相手をするという、、、、、、、涙。この時、脳梗塞とか認知症に関する知識もなかったので理解に苦しみましたが、今改めて見ると違う視点でみれるような気がします。
原作は佐藤 泰志さん、函館出身で芥川賞や三島賞の候補になり明日が41歳で自死されたそうです。Amazonで立ち読みできるので興味がある人は読んでみてください。
⇒ そこのみにて光輝く (AmazonPR)
必読→ 自責の念から介護うつ状態の悩みが晴れやかになった書籍 この書籍にもっと早く出会っていたら、下記の体験記をうだうだ書くことはなかったと思うほど高次脳機能障害と発達障害の理解ができず介護うつ状態の自分にとって良い解決策がたくさん掲載されていました。
読めば読むほどこのブログに書いているような自分の負の感情で母を傷つけてしまったこと悔やんでいます。
8050問題、7040問題は他人事…の私が30代、母親は60代という6030で介護生活が始まるとは思ってもみず、準備や事前知識もないまま在宅介護が始まった体験談をリアルな感情込めて
- 介護離職
- 在宅介護の準備
- 介護で同居開始
- 30代独身からの介護生活
- 介護うつ
- ひきこもり
- 介護での新たな気づき
- 介護と仕事の両立
など自分にこんな感情があったのかっと予想だにしないネガティブなことから様々のことに向き合い、学び、前向きになれるまで3年、しかし、その1年後にはもっと激しいうつ状態へ…今後の明るい介護生活と自分のやりたいことを両立させるまで途中経過を記載します。
- 親の介護1.一人暮らしの60代母が脳梗塞で倒れた日のこと
- 親の介護2.脳梗塞の後遺症・高次脳機能障害とリハビリ入院のこと
- 親の介護3.姉弟の誰が同居するか?子育て中だからできない・独身だからできるのは違う
- 親の介護4.介護離職…仕事を辞めたくない両立したいと二重生活を上司に相談
- 親の介護5.脳梗塞で脳神経リハビリテーション病院で後遺症の回復中に今後の仕事と在宅介護の準備をする
- 親の介護6.リハビリ病院から老健に入居、母のうつ状態で在宅介護を急ぐ
- 親の介護7.在宅介護前に自宅に合わせたリハビリと段差や手すりのチェック
- 親の介護8.介護保険で在宅介護・デイサービスの利用計画
- 親の介護9.介護うつ状態で仕事も人もお金も気力も失い希死念慮に襲われる日々
- 親の介護10.うつ状態・ひきこもりから介護と仕事を両立できるまで
- 独身・介護離職でひきこもりのうつ状態から抜け出すネガティブな思考と体験談
- 親の介護うつ状態は介護が直接原因では無かった話
- 介護経験と家具職人の仕事を活かして福祉住環境コーディネーターを独学
- 福祉住環境コーディネーターいきなり2級・独学で合格しました
- 介護保険サービスを受けるための要介護認定の申請方法は
- 脳梗塞の後遺症を抱えた母の介護6年が過ぎて思うこと
- 親の介護をしない兄弟姉妹を責めない歪んだ理由
上記にも記載しましたが私の理解不足により高次脳機能障害という見えない障害でつらい母に寄り添うことができなかった日々…同じ境遇の方は是非読んでみてください。
仕事や住まいも自分の思い描いた人生に向かうために書き綴ったブログはメインに記載ていますので省力しますが、お時間がある方や興味がおありの方は
をご覧ください。(長いです…)