親の介護をしたくないと拒否や放棄するのは当たり前?!ストレスが楽になる言葉

親の介護問題。親の面倒を誰が看る?介護費用は誰が支払いする?介護の負担が不公平になって配偶者や姉妹兄弟と喧嘩になったり疎遠になったり介護離職で無職になったり育児との両立がうまく出来なかったりと、介護をする子供にとってとても大きなストレスになります。

私は自分で介護すると決めていますし、したくないとか拒否という気持ちはありませんが、人それぞれ人生がある中、介護を放棄したい気持ちは理解できます。当初は仕事ができないことや介護がうまくできないことへの自責の念で苦しかったことなど体験談として様々な葛藤を記載しました↓


必読→ 自責の念から介護うつ状態の悩みが晴れやかになった書籍 この書籍にもっと早く出会っていたら、下記の体験記をうだうだ書くことはなかったと思うほど高次脳機能障害と発達障害の理解ができず介護うつ状態の自分にとって良い解決策がたくさん掲載されていました。

読めば読むほどこのブログに書いているような自分の負の感情で母を傷つけてしまったこと悔やんでいます。

8050問題、7040問題は他人事…の私が30代、母親は60代という6030で介護生活が始まるとは思ってもみず、準備や事前知識もないまま在宅介護が始まった体験談をリアルな感情込めて

  • 介護離職
  • 在宅介護の準備
  • 介護で同居開始
  • 30代独身からの介護生活
  • 介護うつ
  • ひきこもり
  • 介護での新たな気づき
  • 介護と仕事の両立

など自分にこんな感情があったのかっと予想だにしないネガティブなことから様々のことに向き合い、学び、前向きになれるまで3年、しかし、その1年後にはもっと激しいうつ状態へ…今後の明るい介護生活と自分のやりたいことを両立させるまで途中経過を記載します。

上記にも記載しましたが私の理解不足により高次脳機能障害という見えない障害でつらい母に寄り添うことができなかった日々…同じ境遇の方は是非読んでみてください。

「脳コワさん」支援ガイド (シリーズ ケアをひらく)

仕事や住まいも自分の思い描いた人生に向かうために書き綴ったブログはメインに記載ていますので省力しますが、お時間がある方や興味がおありの方は

をご覧ください。(長いです…)

今は介護と自分の生活の両立が徐々にできるようになり福祉住環境コーディネーターの検定も合格して介護経験を活かそうとたくらめる図太さを持ち合わせていますが、在宅介護は気力もお金も無くなってくるしストレスが溜まることはよくわかります。

誰とも連絡を取らず引きこもっている最中にSNSを通じて知人から心が軽くなる言葉をもらいました。

親の介護のストレスを楽にする言葉

生物には子育てをする本能はあっても介護をする本能がなく、本能に無いことをしようとしているのだからつらくて当たり前、というようなニュアンスの言葉です。

なるほど!っと思いまして、本能に無いことをするのは確かにうまくいかないし葛藤するよなあ…っと楽になりましたので他に同じようなことを言っている媒体がないか調べたら、介護と育児どちらが大変かという話題もあり

人間には介護をする本能はなく、なぜならもともと人間は介護をする前に寿命を迎えていたからだ。子育てには未来や成長があるけど介護はできないことが増えていく、だから子育てより介護の方が精神的にも大変っと要約するとこのようなこと。(もちろん信憑性は私にはわかりません)

…人類の歴史をさかのぼると介護はやってきていないことなので脳のプログラムに組み込まれていないから努力とか勉強、そして耐久力がとても必要なのかもしれないですね。もちろん子育ても大変ですが、違うものだとのこと…。

しかしながら自分としてはこれは介護する人を楽にするだけの都合の良い解釈かもしれません。専門家ではないので遺伝子とか脳のメカニズムなどは詳しくわかりませんが、感情的なことを言うと確かに救われる言葉ですね。

個人的には子育ても命を生み出した重大な責任をずっと抱えて生きていくので比べるものではないと思います。

介護をするプログラムが不足していたとしても人間には利他の精神が宿っていて他人のために何かをすることに喜びを感じたり、使命感を感じたりすることもあります。親を大事にする、恩返しをする、手助けしたい、様々な感情も持ち合わせているので本能に無いことからの進化をしている途中なのかもしれません。またもともとからの親子関係によってもどうしてもしたくないという感情があるのも当然のケースもあります。

ただ、介護以外でも人それぞれの捉え方や考え方により物事が楽しかったり不満だったりする差が生まれます。人の個性を他人が変えることは難しいですから、起きた出来事に対し自分自身でプラスに解釈できると何事もストレスが軽減されるように思います。

個人的には介護はしない人生の方が家族皆にとって良いとは思いますがその日を迎えたからにはその覚悟を持って母が私に対して申し訳ないと思わないようにサポートをするようにしています。