16.都会で暮らすことの苛立ちと人間関係の苦しみをただただ愚痴る｜家具職人の消えたお仕事ブログとライフスタイル

この回は愚痴です。読んでも気持ちがする解決策を書いていません。ただただ愚痴を書いているため、嫌な気持ちになるだけですので前向きで夢のあることだけ読みたい方はこの回はスキップしてください。ただ、このネガティブな気持ちにとどまらず、乗り越えた先の未来に価値が出ると思うので過程として深みが出る経験談でもあります。

3年半前に書いた15.家具職人目指した事や田舎移住に後悔してますか？から、予定ではもうすでに田舎暮らしに戻っているつもりでしたが全く変わりない生活で精神的に病んでいき、どんどん深くなりました。

悩みに悩んで精神医学を学んだり憂鬱をごまかすように勉強をしてなんとか生き延びていましたが、病院に行くと精神科医を紹介するよと提案されて悩んで紹介状持って病院にいって診察前で辞めたり…ずっと不安も消えずこの憂鬱を解消するには田舎暮らしに戻ることしかありません。

精神的に病む原因は私自身のわがままだと思われるでしょう。好きなことをして田舎で暮らすことが介護で断念し、思うようにならないことのストレスでしょ？っと。それは一理あります。ただ、言い訳になりますがそもそも都会の満員電車に嫌気や病む恐怖感があり田舎で好きなことを仕事にして暮らしたいという思いで移住をしました。だから介護で都会に戻るなんて考えてもいなかったのです。

それでも２０１７年の６月に母が脳梗塞になり要介護で都会に戻る決断を自分でしたので納得いかせようと意識してきました。結局のところ納得いってない暮らし、田舎に戻りたい気持ちだけが日々高まり諦めきれない毎日が単調に過ぎていくだけで月日が重なれど人生においての成長の兆しも見えないどころか落ち込みが深くなる一方です。

仕事も木工に携わってはいますが木工といえどやりたい仕事内容でもないし、働く環境も良くないため常に不満が残るし胸が張れないし自信も意欲もどんどん落ちていく日々、人間関係もうまくいかずカサンドラ状態で疲弊していて様々な方面での蓄積がコップすれすれまで来て、少し前なら許容できたこともちょっとしたことで許せなくなるのでこぼれた分は怒りで昇華したりなど自分が嫌で仕方がありません。

そんな生活の中で気が付いたのが、もともと20代で都会生活が嫌で田舎暮らししたときと同じ不満を抱えているのです。それは街中のマナーの悪い人たちに対する苛立ち。みなければ済むけど人口が多い分、マナーの悪さを目にする機会が増えてそれが非常にストレスでそのストレスが消化できていないまま家族や職場で引きずってしまう私の欠陥で迷惑かけて自己嫌悪に陥ることにもなり

本当に本当に良くない。私が悪い。

田舎暮らしに戻れば一気に落ち込みから解消できることはわかっているのに今の状態で身体も精神的にも不安定な母を連れて安定した田舎暮らしをすることが難しいので地団駄を踏むだけの情けない私です。

誰とも交流をしていないので視野が狭くなるし良い考えに至らない、人の言葉を素直に聞けなくなる、相談したくない、息抜きをせねばとわかっているけど息抜きしても現状が変わらないし元に戻るだけなら無駄な時間だと思ってその場にとどまりうだうだしている。

そういう気持ちだからこそいい記事も書けないしいい仕事を受けることもできない、だからこそあえて悪い面を出して読んだ人が私に対して仕事を受注しようと思わないようなことを書いている。ではこのままで田舎にいつ戻れるのか？無理やん。って感じで、心が病んでしまうと簡単に抜け出せないということをヒシヒシと実感したのです。

ただこの経験は現代特有の辛さを抱えながら暮らしている人の気持ちを理解するキャパが増えたことにもつながるので仕事に活かそうと目論んでいます。

今回この16話では、いくら書き綴ってもネガティブなことしか書けない、明るい未来に向かうことを考えてはいるけど無理に思考を強制しているだけであり本質的には暗い闇にいるのが真実です。

それでいいのか私？っというのもあり、勉強することで回復の兆しが見え隠れするようになったのでそれは17話・精神治癒と田舎暮らしに戻るために資格勉強に挑戦する話に続く。

家具職人プロフィール

家具職人への道20話

※この話は過去の体験談であり現代に役立てるものではありません。