家具職人への道6~オークヴィレッジ(森林たくみ塾)に憧れて~

家具職人になりたくて、家具職人になるには?と現代のようにネット情報が十分にない中、ハローワーク、自転車徘徊、雑誌閲覧っとアナログで情報収集する日々。

家具職人への道5~募集も求人もない現実~

の続きです。

家具職人への道6~オークヴィレッジ(森林たくみ塾)に憧れて~

その中に、岐阜県高山市にあるオークヴィレッジさんという100年使えるモノ造りをモットーとしている素晴らしいところがあり、1991年から森林たくみ塾さんという木工を学べる施設で2年間、家具作りを学べることを知りました。

ここからは当時の雑誌の広告面で見た情報なので、記憶もあやふやなところもあり、2019年現在と大幅に違っています。

広告の募集要項では何名かで共同生活しながらしっかりと技術を身につけるというもので、道具代など含め大体の予算が書いてあり、2年間生活する費用がある預金残高のコピーが必要とありました。(募集要項が印象的なので覚えていますが、現在そのような情報はありませんので当時の事実に対して自信がありません。)

私にとってはとっても大金で、ただでさえ脱サラして無職、風呂なしの文化住宅に住み節約していた身…。先立つ費用がありませんでした。当時もすごく人気もあり生徒さんは途絶えなかったかと思います。

一生の職業にするにはお金を払ってでも学びたい!と思いますが現実は難しかったです。悔しかった…当時資金があれば、迷わず森林たくみ塾さんの門を叩いていました。それくらい私にとっては魅力がありました。

この記事を書くときにサイトを拝見させていただきましたが今でも胸がワクワクします。今は木工セミナーといって入塾説明会などが都市部で行われていてホームページも充実していますし見学会もあるので調べやすいと思います。

授業料は無料でオークビレッジさんはじめ様々な実務の仕事をすることで授業料とみなすようですし、近隣にアパートを借りて通いで学ぶスタイル、アルバイトはしてもいいですが集中できないためアルバイトは推奨しないようです。

直接HPでご確認ください。

飛騨高山の木工職人養成・森林たくみ塾は、木の文化の再構築を通じて、持続可能な社会の実現を目指す。経験ゼロの素人を、たった2年間で木工職人・家具職人に育成。 授業料無料。
森林たくみ塾

余談ですが…家具職人になって、3年目くらいに、母とドライブ旅行でオークヴィレッジさんのギャラリーに行き、温泉と飛騨牛を食べて、白川郷に行ってきました。
白川郷
諦めた飛騨高山での生活がすっと引っかかり足を運んでみたかったのです。アウトレット館というのがありそこで製品を見たり、森林たくみ塾さんがある場所に行ったり(中には入れないので外から…。)

母の日のプレゼント旅行なのに自分の後悔の消化に付き合ってもらいました。飛騨牛美味しかったし、母も喜んでくれたので良かったかなあっと思います…。また白川郷行きたいとも言ってます。

諦めて今できる家具職人への道を開拓!

話はそれてしまいましたが、オークヴィレッジさんは諦めよう、そうだ、もう、こうなれば飛込みしかない。っと思い、自転車で1時間掛けてインテリアコーディネーターの講座を受けていた帰りに木工所 と書いてある看板を見ては外から工場の中をちょっと様子を伺ったり、今思えばかなり不審者的な行動をしていました。

夢中だったので、人にどう見られるかなんていうのは関係なかったのです。ホント非常識なやつだと我ながら思います。

自転車を停めて、とある木工所の外にいたら、休憩時間らしき家具職人さんが、タバコを吸っていらっしゃいました。もちろん、、、無言でジロっと睨むように私を見ています。

あのぅ…職人さんは募集していませんか?

と思い切って聞きました…
家具職人への道7~門前払いの修業への道~につづく

編集後記

田舎移住をして家具職人をしていたのですが、その後木工所の倒産、によるリストラ無職を経てしばらく踏ん張った後に、森林たくみ塾の木工セミナーに一度参加しました。とても良い話が聞けましたし、やはり2年間どっぷり学んでみたかったなあっと思います。(もう介護生活でかつ年齢制限的に難しい…。)

若い頃は家具を作る技術を習得することに必死でしたが今だからこそ森の事とか自然環境、木を通じて社会に役立てることを実践したいので憧れます。

オークヴィレッジ代表の方のアロマの本、森を通じたこういった事業も興味深いですね。しかも黒文字って本当にいい香り!

日本の森から生まれたアロマ [ 稲本正 ]


森の惑星 循環と再生へ−−世界の森を旅する/稲本正/小林廉宜