
家具職人になりたい!思いは募るけど方法がわからない…
家具職人への道4~脱サラして修業へ~の続きです。
そうだ、まず、原点になった、小学校の時の友達のお父さんに家具職人になる方法を相談してみようかなあ。と思いました。
が、しかし、
中学校の頃から日常生活の態度がよくなかった私…そのお友達は1学年下で、遊ぶことも無くなったし、もう10年も会ってないしきっと、話も聞いてくれないだろうなと諦めていました。
家具職人への道5~募集も求人もない現実~
ハローワークに行ってみると家具職人の募集が全然なく、仕事探しの雑誌を見たり、チラシを見たりして、やっとみつけた1社の求人は木工経験者限定でした。担当の人に面接だけでも無理か聞いてほしいというも、
女性の家具職人は無理じゃない?
と取り合ってくれません。(未経験はともかく女だからという断り方は今は問題でしょうけど当時は普通に言われていました。)
女という壁と未経験という壁はやはり高く、情熱だけで乗り切ることって難しいとはわかっていながらも、しつこい私。
見つけた木工所で
『給料いらないので修業させてください』
と伝えたところ…
『今そういう子、多いねん、家具職人の求人がないけど職人になりたい、給料いらんから家具作り教えてくれってなあ。だからあえて女性のあんたを選ぶことは無いと思うんや。男の子やったら将来性あるけど、夢見てるだけやったら辞めときやあ』
と、、、
はあ撃沈。
家具職人への道6~オークヴィレッジ(森林たくみ塾)に憧れて~につづく
編集後記
今考えると私は相当な非常識でした。自分が家具職人になりたいからという気持ちしか見えず、相手が仕事中だろうが、求めていない人材であろうが関係なしにズカズカ入り込んで時間を奪って、、、最悪です…。
そんな強引な話は今後記載する7話でもありますし、田舎移住をした面接のときにもあります。とにかく必死で周りが見えていない痛い女です。
なのに、子供の頃に衝撃を受けた友達のお父さんには家具職人になるには?っと相談できないという…未だにお父さんとはお話したことありません。なんだか思い入れが強すぎて気安く近寄れないのです…。