
家具職人としての技術を学ぶ師匠に お前を外に出すとオレが恥をかくといわれた私。
うん、確かに…そう…
家具職人への道12~就職も求人もない!~ただの貧乏な無職にの続きです。
自分でも嫌になるくらいどんくさい…。ココまで来たら夢が実現しない諦める正当理由を探すマイナス思考に陥ります。
家具職人への道13~実現しなきゃただの馬鹿~
宅建の資格も取得し、安定?しつつあった住宅販売の仕事を捨てて、家具職人の世界へ飛び込んだ自分。
周りから見ると、変わってるね といわれ、それを褒め言葉として受け止めてた私。
実現しなきゃただの馬鹿。
うん、アホ、恥ずかしい。
そうならないために、諦めたことを正当化できるもっともらしい言い訳を探す。
- 私は椎間板ヘルニアだし(ホントです)
- 女だから受け入れてもらえないし
- 不景気だし、、、
腹立ちますね。この思考かっこ悪い!(笑)しかし、自分で逃げ道を作る私。人からは仕方ないねと 言われる理由探し。その度自問自答。
- また諦める?
- 今までしてきた修業時間は、単なる お稽古?
- なにをやってもどこにいってもつまづくよね
- なにをやっても続かないよね
これだと 思った夢。やっと門を開いたのに自分の鈍臭ささと、言い訳がましい心に嫌悪感とお金のない現実が押し寄せてきて、涙が出てくるのであります…情けない!
泣いても解決しないので、日々黙々と自分のできることを進めていくしかない…夢はあっても先が見えないと、正しいのか、このまま進んでいいのか迷います。
実家暮らしで家賃も払う必要もなく、食費も 夢が叶うまでは待って。といえる立場であればそれだけに向かって集中すればいいのですが、私の場合は家賃の支払い、そして食費、本当は行きたいけど治療費がないから諦めている病院代。そのような現実が押し寄せる中、絶対に諦めたくありませんでした。
また就職活動をして、普通に企業に就職してただお金のために働く、生活費のために働く
というのは、当時の私にとっては考えられなかったのです。人生の多くを過ごす仕事の時間、やりがいがあることをしたいっと。(父が仕事人間で早くに他界したことが大きかったんだと思います。)
必ず、必ず、道を作る。開けるんじゃなくて作る、道がないんだから自分で作るしかない。そのためには どうしたらいいのか。技術を身に付けること。そんな簡単にいかない現実
師匠は…なんにも言ってくれません。
『余計なこと考えずに、今のことをしろ!』で一蹴。
もう、他人事だと思って。。。
編集後記
私は独身だから自分のことだけで良いですが、守るご家族がいて大黒柱の場合、もっともっとハードルが上がってしまうのでしょうね…。
とにかく自分の恥をごまかして言い訳を考えたり逃げ道を考えたりしようとする腐った私はなんとか、そういう自分を変えたいっと思うのであります…。