家具職人を目指して仕事を辞めて向いていない、無理だ、辞めろと言われながらも修業の道を選び念願のオーダー家具職人見習いスタート、その後、田舎暮らしをしたい願望も現実にした私。

ワインディングロードのように色々問題が起きても何とかまたよじ登って家具職人復活した矢先に介護スタートでリセットに。

14.田舎暮らしで築いた仕事と家具職人の仕事を辞めずに人に任せてみる

の続きです。

好きな仕事も暮らしも手放し、嫌で離れた都会生活。うまく介護ができない自分と、仕事の未来も描けない、いわゆる介護離職うつに陥りました。

倒産や死別や介護、全てにおいて、自分がもっと頑張れたら、頭が良かったら、気配りができていたら、甲斐性があれば、などなど自責の念に悩み、自分の無力さに相当嫌気が差しました。

その中で、今まで母や姉弟以外の人達には何度も人生を批判や反対をされてきたので、『ほれみたことか』『好き勝手してきたからバチが当たった』『あのまま宅建の資格活かして働かないからだ』など言われたのです。

『え?母が倒れたことってバチ?』

と、ふに落ちなかったのですが、確かに他人からみたらそう言いたくなるくらい自分の生き方はバチあたりなのかもしれません。

実際、お手本にして欲しいとも思わないし、人に薦めるつもりもありません。もっと真っ直ぐ真面目に積み上げたら安定した生活があったかもとも思います。

もっと実力があればお世話になった会社が倒産したり気苦労でガンになったり、母が病に伏せる事を防げたのではないかと反省することは確かにあります。

家具職人を目指したこと、田舎移住は後悔無し

ただ、人生の選択として私は家具職人を目指したことも、田舎移住したことも1度も後悔していないし…未だにまた戻る気でいます。

もちろん、最初に仕事を辞めずにバリバリキャリアウーマン(死語)していたら、お金に困らない今があるかもしれません。しかし心は壊れていただろうし、世間を歪んでみた自分や周りの利益中心の性悪な気質のまま生きていたと想像できます。

なぜなら…

家具職人の修業で歪んだ自分の心を修整し救われた

私は家具職人を目指した時にあまりにも自分の精神力のなさや性格の歪みを痛感して恥ずかしい思いをしました。修業を通じて環境や思考が変わり、毒素が抜けたと感じています。

さらに仕事をしていると精神的な安定感があることがわかりました。様々な悩みが仕事していると忘れられる上にスキルが身につくので漠然とした生きる不安が和らぐこともありました。

田舎移住経験したこと全て、生命力を強化できた

さらに田舎移住をして家具職人として仕事をするも、ネット販売専属になったり、休めなかったりと思うような人生の進み方はしていないのですが

目の前に起きたことを本能のままに選択してこなしてきたことが全て自分のスキルとして残り、介護離職してリセットされても『また再開できる方法を知っている』という安心感に繋がっているのです。

会社のため、仲間のため、農家さんのため、地域のため、っと人のために力を注いだことが全て自分の生きる力になり、失ってもまた0から築けるメンタルを身につける事ができました。

人のためというのは決して犠牲ではなく、自分が気持ち良くなるため、救われるためにしていて、何かを埋めたり、ありがとうと言われる喜びが欲しかったり、気づかぬうちに自分の要望を満たすために行動しているものだと思います。

もちろん、それは人それぞれの価値観やバックボーンや心理的な問題などで同じ出来事を全員が同じように受け止めることはできませんが、

私にとっては過去に戻りたい、やり直したい、などといった後悔だけにとどまる考えがなく、今までの体験を(反省や後悔も含め)これからに活せるので良かった〜っと思っています。

16話に続く

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