田舎の地域活動の役割を果たせず落ち込む話

私は家具職人を目指して半人前状態から田舎移住をしています。無計画の行き当たりばったりなので様々なことがありましたが、移住先で地域活動にも参加するほどゆとりができました。

この頃から精神的にも肉体的にも元気に満ち溢れて本当にやりがいのある毎日を過ごすことができ、特に地域活動で学んだ歴史や植物のことや地質の事、自然保護活動などは自分の性に合っていて探求心に満ち溢れて今後の田舎暮らしのビジョンが沢山描けてワクワクしていました。

ところが介護生活になりリセットしてしまうことになり地域活動に関してもWEBサイトの運営のみになりましたがいつかここに帰るという希望を胸に続けさせていただき、おおげさではなく、唯一生きる希望でもありました。

しかしながら実際に現地で活動をしていないのでレポートや写真をもらって自分なりにまとめて更新したりするのになんだか無力さとかやりきれなさを感じ、そのことでも落ち込んでいました。何にもできない自分、役に立てない自分、いつ帰ると言いながら帰れない自分、それなのに待ってくれている場所がある救い…

ところがもう月日が重なると新しいメンバーも増えWEBのことをできる人も増えるし、誰かわからない人も入会するので、その中でもWEBに長けた人が入ってくれたようです。この度、私が参加する前からあった古いホームページをリニューアルすることになり1から新しく作るのにその方に依頼することにするからという連絡がありました。

もちろん、今まで遠方でカタカタ更新していただけなので実際に活動している人がやる方が良いと思うので異論はなく、逆に今まで思うようなことができず申し訳ないという気持ちから楽になりました。

しかしながらなんとか田舎に帰るという希望をつなぎとめていたものが自分が役立たずだから切れてしまったような気がして落ち込んで泣いてしまいました。自分が悪いので電話口ではこらえましたが逆にその【から元気】が見透かされたようで心配してくれましたが平気だと言って切りました。

その後、その会の代表とメールでやり取りしていてみんなで文面とか誠意や熱意があるし任せても問題ないとお墨付きがあることは自信を持ってほしいと励ましてくれたのですが、自分自身でも現地を離れてしまっているのでそんなわけはないということはわかっています。

なんというか田舎に帰ることの熱意も切れてしまい、借りたままの古民家も家賃だけ払って草刈りを有料で依頼しているだけで管理もあまりできていない、ただただ帰る場所のキープとして数百万払っている。それも今は実現できない、家族を見捨てることができない。これを親孝行とか正義だとは思わない、自分が選択できずにいて愚痴っているだけで本当は自分のことをしたいと思っているけど母を説得できるだけの力がない私の非力。

なんでこんなイケてないおばさんになったんだろう。

田舎に帰ったらやりたいことできる事、めちゃくちゃあってワクワクするのに現実は仕事以外では自宅に引きこもっている。時間がとてももったいない、わかっているのにこの無言の縛りから抜け出せない…落ち込む…

とにかく役割から外れて落ち込んではいるけども、現実的に自分がやり続けることは迷惑なので自分が地域活動でやろうと思っていた歴史の記録などは個人的活動で継続していこうと思います。

追記↓早速記録し始めたら自己治癒できた話