スナマフィア?地質遺産について学んだ話

今年は復活を込めてガイド活動にも参加しなおしということで、遠隔でも参加できる研修には参加しようと、先日の能登半島地震の報告勉強会に続き、今日はユネスコガイドラインを読み返したり地質遺産の保全について議論&勉強会にリモート参加しました。

それと…介護でなかなか田舎に戻れない私に2月だけ解禁される貴重な海の恵みを感じてねと、意味を込めてガイド活動の代表者が確定申告に必要なポストの荷物と共に送ってくれました、ありがとうございます。

地質遺産、文化財の保全と活用について学んでいる中で、砂不足という危機を知りました。世界では砂マフィアがいるということは初めて知り深く深く勉強になり危機感も覚えました。砂って水の次に大事な資源のようで、確かに、確かに大事だと実感。

私の仕事でもある家具職人の延長で勉強中の二級建築士は砂が必要なコンクリートに砂が必要で、砂は主にオーストラリアから輸入していることを勉強会の後から検索して知りました。

砂がないとコンクリートが作れない、砂漠の砂は粒子が細かくて混ぜても絡まらず強度が出ないので不向きだそうです。また沿岸地の砂も塩分でよくないとのこと…

そうか、、、、木と同様、砂も不足しているってなんだか、建築ってどこまで必要なのか…とか代替え材も地球環境的に良いものを使わねばならない時したら何が?などいろいろ考えてしまいますね。

また、地層に関してもユネスコに認定されている地域の石も、保全という関係上、販売する活動に参加してはいけないというガイドラインがあり、海外では無断で発掘してた盗人もいるとか。これを止めるのも地域の役割ということで。

これって冷静に聞いて学ばないと、ヴィーガンとか動物愛護とか環境保全と同様、迷惑をかけてしまうほど過剰になってしまう危機感も感じましたし、伝え方や正しい理解が必要だと思います。

良い学びになりましたし好きなことなのでもっともっと学びたいしガイド活動にも参加したい気持ちが募りますが、私が仕事を休憩している期間に取得しておきたい二級建築士の勉強がおろそかになっているので優先順位を立て直さなければと反省しています。